特許
J-GLOBAL ID:200903044781284265

回転円板記憶装置及びそのヘッドサスペンション

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-171557
公開番号(公開出願番号):特開平7-029341
出願日: 1993年07月12日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】 回転円板記憶装置のヘッドサスペンションで、配線の接触断線がなく、スライダ駆動の際の十分な剛性と高精度な位置決め、装置小型化を可能にする。【構成】 表面に電気回路23を形成した可撓性シート2でジンバルばね21を形成し、さらに金属からなるロードビーム1のジンバルばね21と重なる位置に穴部11を設け、そのロードビーム1と、可撓性シート2で形成したジンバルばね21とを接着で一体化したヘッドサスペンションとした。また、そのヘッドサスペンションを用いた回転円板記憶装置とした。【効果】 表面に電気回路を形成した可撓性シートでジンバルばねを形成したので、ヘッドサスペンションの小型化ができ、しかも電気配線が回転円板記憶媒体に接触、断線する心配がなくなる。また、金属性のロードビームがヘッドサスペンションの位置決め方向の剛性をになうので、高精度な位置決め可能となる。
請求項(抜粋):
情報を記録するデータ面を有する少なくとも1つの回転円板記憶媒体と、前記回転円板記憶媒体にほぼ垂直な軸のまわりで前記回転円板記憶媒体を回転させる手段と、前記データ面にデータを書き込みあるいは読み込みするトランスデューサを搭載した空気ベアリングスライダと、前記空気ベアリングスライダを前記データ面の任意の位置へ駆動するアクチュエータ手段と、前記空気ベアリングスライダと前記アクチュエータ手段とを結合するヘッドサスペンションとを有し、前記ヘッドサスペンションは、前記空気ベアリングスライダを所定の荷重で前記回転円板記憶媒体に対して押し付ける剛性を有するロードビームと、前記空気ベアリングスライダが前記回転円板記憶媒体のうねり振動へ追従する剛性を有するジンバルばねとからなる回転円板記憶装置において、前記ロードビームは、前記ジンバルばねの取り付け面に該ジンバルばねの大きさと略同一の貫通穴部を有し、前記ジンバルばねは、少なくとも一方の面に電気回路が形成された平型の可撓性シートで形成され、前記ロードビームと前記可撓性シートとが接着により一体化されたことを特徴とする回転円板記憶装置。
IPC (2件):
G11B 21/21 ,  G11B 5/60
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-071477
  • 特開平4-085771

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