特許
J-GLOBAL ID:200903044781436910

燃料噴射量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 大庭 咲夫 ,  加藤 慎治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-323719
公開番号(公開出願番号):特開2005-090325
出願日: 2003年09月16日
公開日(公表日): 2005年04月07日
要約:
【課題】 ファイアリング中であるか否かに応じて燃料挙動パラメータを変更し、燃料付着量の推定精度を向上すること。【解決手段】 CPU81は、ファイアリング実行条件が成立していると判定されたとき(ステップ215)、ファイアリング時用の燃料残留率マップMapP1及び燃料付着率マップMapR1を用いて燃料挙動シミュレーションモデルにて使用する燃料挙動パラメータである燃料残留率P及び燃料付着率Rをそれぞれ決定し(ステップ220〜240)、これらにより燃料付着量fwを求める。一方、ファイアリング実行条件が成立していないと判定されたとき、非ファイアリング時用の燃料残留率マップMapP2及び燃料付着率マップMapR2を用いて前記燃料残留率P及び前記燃料付着率Rをそれぞれ決定し(ステップ265〜285)、これらにより燃料付着量fwを求める。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気通路に燃料を噴射する燃料噴射手段と、 燃料挙動パラメータを使用して前記燃料噴射手段から噴射された燃料の動的挙動を表すシミュレーションモデルに基づいて前記吸気通路を構成する部材に付着した燃料量である燃料付着量を推定する燃料付着量推定手段と、 前記機関の運転状態に基づいて同機関に要求される燃料量である要求燃料量を決定する要求燃料量決定手段と、 前記決定された要求燃料量と前記推定された燃料付着量とを前記シミュレーションモデルの逆モデルに適用して今回の吸気行程に対して前記燃料噴射手段から噴射すべき燃料の量である燃料噴射量を決定する燃料噴射量決定手段と、 前記決定された燃料噴射量の燃料を前記燃料噴射手段から噴射するように同燃料噴射手段に指示する燃料噴射指示手段と、 を備えた内燃機関の燃料噴射量制御装置であって、 前記燃料噴射手段から燃料を噴射して同噴射された燃料を燃焼させるファイアリング実行条件が成立しているか否かを判定するファイアリング実行条件判定手段と、 前記ファイアリング実行条件が成立していると判定されたときファイアリング実行中の前記機関の各運転状態に対して予め適合された燃料挙動パラメータの中から同機関の実際の運転状態に応じた燃料挙動パラメータを選択し、同選択した燃料挙動パラメータを前記シミュレーションモデルにて使用する燃料挙動パラメータとして設定するファイアリング時用燃料挙動パラメータ設定手段と、 前記ファイアリング実行条件が成立していないと判定されたときファイアリング非実行中の前記機関の各運転状態に対して適合された燃料挙動パラメータの中から同機関の実際の運転状態に応じた燃料挙動パラメータを選択し、同選択した燃料挙動パラメータを前記シミュレーションモデルにて使用する燃料挙動パラメータとして設定する非ファイアリング時用燃料挙動パラメータ設定手段と、 前記ファイアリング実行条件が成立していないと判定されたとき前記燃料噴射手段からの燃料噴射を停止する燃料噴射停止手段と、 を備えた燃料噴射量制御装置。
IPC (2件):
F02D41/04 ,  F02D45/00
FI (2件):
F02D41/04 330P ,  F02D45/00 364N
Fターム (11件):
3G084BA13 ,  3G084DA04 ,  3G084FA13 ,  3G301HA01 ,  3G301LB01 ,  3G301MA11 ,  3G301MA18 ,  3G301NA09 ,  3G301ND36 ,  3G301ND45 ,  3G301PB10Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第2754744号明細書(第3頁、第3図)
審査官引用 (4件)
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