特許
J-GLOBAL ID:200903044785396106
環状摩擦撹拌接合方法とこれにより得られる密封容器
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-005581
公開番号(公開出願番号):特開平11-197856
出願日: 1998年01月14日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】容器等の開口部に蓋板を嵌装し、その円形の突合わせ面に沿って摩擦撹拌接合を施すことで強固に接合し得る環状摩擦撹拌接合方法等を提供する。【解決手段】アルミニウム合金製の容器2の丸い開口部に、同じ材質の円形の蓋板1を嵌装し、容器2の開口縁と蓋板1の周縁との円形の突合わせ面に沿って、図示しない摩擦ピンと表面抑え部を有する工具を僅かに傾け、所定の押圧力を伴って押し込み、且つ上記突合わせ面に沿って該工具を移動させる。これにより、流動化されたアルミが当初に固化した始端w1を含む円形に閉じた接合線Wを形成すると共に、上記工具が再び始端w1付近に接近した際、該工具の少なくとも摩擦ピンを徐々に引上げることにより、止端w2に向って順次浅くなる接合線WのオーバーラップOLを形成し、表面が略平坦な止端w2にする環状摩擦撹拌接合方法。これにより得られる密封した容器2等も含まれる。
請求項(抜粋):
回転しつつ移動する摩擦ピンと表面抑え部とを含む工具を用いる摩擦撹拌接合方法であって、2つの金属部材の突合わせ面又は重合部に沿って、上記工具の摩擦ピンを回転させ、且つ表面抑え部と共に移動させることにより、始端と止端とがオーバーラップする環状の接合線を形成すると共に、上記オーバーラップを形成する際、上記工具又は少なくともその摩擦ピンを順次引上げることにより、その接合線を止端に向けて順次浅く形成する、ことを特徴とする環状摩擦撹拌接合方法。
IPC (4件):
B23K 20/12
, F16F 15/173
, B23K101:12
, B23K103:10
FI (3件):
B23K 20/12 A
, B23K 20/12 G
, F16F 15/173 A
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