特許
J-GLOBAL ID:200903044789855130

球状黒鉛鋳鉄と軟鋼との溶接接合用溶接材料及び溶接接合方法、並びに、球状黒鉛鋳鉄の溶接補修用溶接材料及び溶接補修方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 潮谷 奈津夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-264356
公開番号(公開出願番号):特開平11-104884
出願日: 1997年09月29日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 球状黒鉛鋳鉄部材と軟鋼部材との溶接でチルが抑制される溶接棒及びその溶接接合方法を開発する。【解決手段】 棒心線を過共晶片状黒鉛鋳鉄製とし、AlやNiのような鋳鉄の黒鉛化を促進させる金属又は合金をインサート材料とし、Ca-Si-BaやRE-Ca-Siのような接種剤を溶接開先内部に装着して溶接する。溶接後、ビード部に発熱保温剤を振りかける等して後熱処理をする。棒心線の成分組成は、C:3.3〜3.8mass%、Si:4.0〜5.0mass%を含有し、C+0.31×SiのCE値が、4.8〜5.3がよい。インサート材料の添加量は、溶接部溶け込み棒心線の重量の0.3〜1.5mass%がよい。また上記溶接材料を用い上記溶接方法により球状黒鉛鋳鉄の溶接補修を行なう。【効果】 従来困難であった球状黒鉛鋳鉄の溶接が可能となる。
請求項(抜粋):
棒心線と溶接用インサート材料と接種剤とで構成され、前記棒心線は過共晶片状黒鉛鋳鉄からなり、前記インサート材料は鋳鉄の黒鉛化を促進させる金属又は合金からなり、そして前記接種剤は前記インサート材料で覆われた形態で前記インサート材料と共に溶接母材に埋められていることを特徴とする、球状黒鉛鋳鉄と軟鋼との溶接接合用溶接材料。
IPC (4件):
B23K 35/30 320 ,  B23K 9/167 ,  B23K 9/23 ,  B23K 31/00
FI (5件):
B23K 35/30 320 A ,  B23K 9/167 B ,  B23K 9/23 H ,  B23K 9/23 J ,  B23K 31/00 B
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭63-165080
  • 特開昭55-057396
  • 特開昭49-052060
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引用文献:
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