特許
J-GLOBAL ID:200903044796766800

ナフタレンジカルボン酸ジメチルとテレフタル酸ジメチルとの分離法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-102549
公開番号(公開出願番号):特開平7-309806
出願日: 1994年05月17日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】ポリエチレン-2,6-ナフタレンジカルボキシレート及びポリエチレンテレフタレートの混合物の解重合並びに分離を効率的に実施して原料回収を図ること。【構成】2種のポリエステルの混合物を解重合し、更にエステル化して、2,6-ナフタレンジカルボン酸ジメチル(NDCE)及びテレフタル酸ジメチル(DMT)の混合物となし、第1蒸留でDMTを留出回収し、ついで第1蒸留の缶出液を第2蒸留塔に供給し、混合留分を塔頂から留出させた後にNDCEを留出回収するもの。
請求項(抜粋):
ポリ(エチレン-2,6-ナフタレンジカルボキシレート)(以下PENと略称する)及びポリエチレンテレフタレート(以下PETと略称する)の混合物より解重合反応を経て合成した2,6-ナフタレンジカルボン酸ジメチル(以下NDCEと略称する)及びテレフタル酸ジメチル(以下DMTと略称する)の混合物を、第1蒸留塔と第2蒸留塔によりNDCEとDMTに分離回収する方法に於いて、(1)第1蒸留塔の塔底温度が260°C以下の条件下、第1蒸留塔の缶出液中のDMT濃度が5%未満になるまでDMTを留出回収し、(2)次いで第1蒸留塔の缶出液を第2蒸留塔に供給し、第2蒸留塔の塔底温度が260°C以下の条件下、DMT含有量の1.1倍乃至4倍量のDMTとNDCEの混合留分を第2蒸留塔の塔頂より留出させた後、NDCEを留出回収する方法よりなるNDCEとDMTとの分離法。
IPC (4件):
C07C 69/76 ,  C07C 67/54 ,  C07C 69/82 ,  C08G 63/00 NLM

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