特許
J-GLOBAL ID:200903044798451890
架橋、窒素含有ビニルコポリマー、その製造方法およびこれらの化合物の用途
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高木 千嘉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-179680
公開番号(公開出願番号):特開平6-157671
出願日: 1993年07月21日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 架橋された窒素含有ビニルコポリマーおよびその生理的に許容される塩、それらの製造方法並びに当該化合物の医薬、活性化合物担体および食品補助剤としての用途が開示される。【構成】 本発明の窒素含有ビニルコポリマーは次の式I【化1】(但し式中IにおいてA1、A2、R、w、x、yおよびzは明細書に記載の意味を有する)で示されるユニットを有する。
請求項(抜粋):
次の式Iの単位をもつ架橋窒素含有ビニルコポリマーまたはその生理的に許容される塩。【化1】上記式中、wは0.1〜0.98、xは0.0〜0.8、yは0.0〜0.3、そしてzは0.0〜0.6であるが、但しw+x+y+zは1であるが、y≠0の場合のみx=0であり、同時にx≠0、z≠0、R=R4である場合のみy=0であり、A1は1. 次の式の加水分解耐性基【化2】〔式中、R5は3から18個の炭素原子をもつ直鎖または分枝アルコキシ基、5から8個の炭素原子をもつシクロアルキル基、またはフェノキシ、トリル、4-(tert-ブチル)-フェニル、4-アミノフェニル、N-カルバジル、N-イミダゾリル、2-ピリジニルもしくは4-ピリジニル基〕であるか、または2. 次の式の加水分解耐性基【化3】(式中、R6は1から18個の炭素原子をもつアルキル基で、R7はHであるか、またはR6が1から6個の炭素原子をもつアルキルである場合は1から6個の炭素原子をもつアルキル基)であり、A2は1. 次の式の加水分解耐性架橋剤の基【化4】であるか、または、2. 次の式の基【化5】であり、RはR1-X、R2-X、R3またはR4であるが、この場合、R1は次の1、2および3を含む群:1. -(CH2)n-CH3、式中nは3から21の整数である、3から21個の炭素原子をもつ分枝アルキル、または炭素原子が21個までの直鎖もしくは分枝アルケニル、2. 各々の場合に5〜12個の炭素原子をもつシクロアルキル、シクロアルケニル、または各々の場合に5〜12個の環状炭素原子をもつモノ、ジ、もしくはトリ置換シクロアルキルまたはシクロアルケニル、3. アリール、アリールアルキルまたはアリールアルケニル、この場合、アリール基は単核もしくは多核で、モノからトリ置換されてもよく、さらに異種原子を含んでいてもよいから選ばれる置換基であり、Xは単結合または架橋基もしくはスペーサーであり、R2は次の1から6を含む基:【化6】4. -(CH2)c-B、この場合、BはNを介して結合したピロリジニル、ピペリジニルまたはモルホリニル基、5. -(CH2)a-D+A-、この場合、D+はピリジニウム、ピリミジニウムまたはイミダゾリニウム、そして【化7】(上記、1から6に記載の置換基において、aは2から16の整数、bは0、1、2または3、cは2から6の整数そしてdは6から17の整数であり、Aは生理的に許容できる陰イオンである)から選ばれる親水性または両親媒性置換基であり、R3は次の1、2および3を含む群:1. 直接またはスペーサーを介して3-α-OHまたは24-COOH基を介して結合しているコール酸、2. 直接またはスペーサーを介して3α-OHまたはタウロもしくはグリコ基を介して結合しているタウロまたはグリココール酸、3. 親水性環状基またはグルコピラヌロン酸から選ばれる基であり、R4は次の1および2を含む基:1. W(CH2)e-W、2. W-(CH2-CH2O)f-CH2-CH2-W、(上式中、Wは次の単結合【化8】を表わし、そしてeは3から12までの整数であり、fは1から6までの整数である)から選ばれる架橋基である。
IPC (2件):
C08F 26/02 MNL
, A61K 31/785 ADN
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