特許
J-GLOBAL ID:200903044802941709

転動子を有するラジアル・スラスト複合軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-174457
公開番号(公開出願番号):特開平6-017825
出願日: 1992年07月01日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 小型のラジアル・スラスト複合軸受において、部品点数が少なく摩擦係数が小さい滑り軸受および転がり軸受両者の特性を兼備する軸受を提供。【構成】 本発明軸受は、フランジを設けた金属製外筒2、フランジを設けたプラスチック製内筒7、ラジアル転動子5、スラスト転動子6およびカラー11から成る。内筒外周に複数の転動子保持溝9、内筒フランジ面に複数の転動子保持穴8aが形成されている。保持溝は、軸受の軸線と平行に形成され、保持穴は軸と同心円周方向に形成され、その内部に収容された各転動子は自転可能である。各転動子を保持する内筒の外周面とフランジ面にはグリースを塗布することができ、全体を覆う円筒形外筒の両端は軸線側に向かって折曲される。腐食対策として、金属製構成部品をステンレス鋼で形成するのは有効である。
請求項(抜粋):
一端にフランジを有する金属製外筒と、一端にフランジを有するプラスチック製内筒と、前記両筒間に介装された複数の鋼線製転動子と、前記内外両筒の両フランジ間に介装された複数のスラスト転動子とを主部材として構成され、前記内筒の外周面に、軸受の軸線に沿う方向に延在するとともに相互に平行である複数のラジアル転動子保持溝が形成され、前記内筒フランジの、前記ラジアル転動子保持溝側に位置する表面に、同一円周上に並ぶ複数のスラスト転動子保持穴が形成され、前記外筒フランジの前記内筒フランジに対面する側の表面に、前記スラスト転動子を誘導する円周方向軌道溝が形成されており、前記2種類の転動子が前記内外両筒間に挟まれて転動することを特徴とする転動子を有するラジアル・スラスト複合軸受。
IPC (4件):
F16C 19/49 ,  F16C 19/54 ,  F16C 33/62 ,  F16C 33/66

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