特許
J-GLOBAL ID:200903044804928211
3-O-脱アシル化された-4’-モノホスホリルリピドA(3D-MLA)の製造法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
清水 初志
, 橋本 一憲
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-576905
公開番号(公開出願番号):特表2004-535477
出願日: 2002年03月28日
公開日(公表日): 2004年11月25日
要約:
本明細書において、リポ多糖(LPS)を作製する方法であり、(a)培地においてディープラフ型突然変異細菌株の培養物を増殖する工程;(b)培養物を定常期において少なくとも約5時間維持する工程;(c)培養物から細胞を収集する工程;および、(d)細胞からLPSを抽出する工程を含む方法が開示される。この方法はヘキサアシル同族体グループを少なくとも約20モル%有する、3-O-脱アシル化されたモノホスホリルリピドA(3D-MLA)の生成に使用することができるLPSの生成を可能にする。同じくディープラフ型突然変異細菌株細胞の培養物からリポ多糖(LPS)を抽出する方法であり、(a)細胞を、本質的に少なくとも約75質量%の1〜4個の炭素原子を有する脂肪族アルコールおよび平衡水からなる溶液で抽出し、これによりリン脂質含量が低下した細胞を作製する工程;ならびに(b)リン脂質含量が低下した細胞を、クロロホルムおよびメタノールを含有する溶液で抽出し、これによりクロロホルムおよびメタノール(CM)を溶媒とするLPS溶液を得る工程を含む方法も、本明細書において開示される。この方法は、低下したリン脂質含量を有し、比較的簡便かつ安価な工程により作製される、CMを溶媒とするLPS溶液を提供する。
請求項(抜粋):
リポ多糖組成物(LPS)を作製する方法であり:
(a)培地においてディープラフ型突然変異細菌株の培養物を増殖する工程;
(b)培養物を定常期において少なくとも約5時間維持する工程;
(c)培養物から細胞を収集する工程;および
(d)細胞からLPSを抽出する工程を含む、方法。
IPC (3件):
C08B37/00
, A61K31/739
, C12P19/04
FI (3件):
C08B37/00 P
, A61K31/739
, C12P19/04 C
Fターム (16件):
4B064AF21
, 4B064CA02
, 4B064CC15
, 4B064CD09
, 4B064CD21
, 4B064CE08
, 4B064DA01
, 4C086AA04
, 4C086EA20
, 4C086ZB09
, 4C090AA04
, 4C090BA76
, 4C090BC20
, 4C090BD41
, 4C090CA42
, 4C090DA23
引用文献:
審査官引用 (3件)
-
Infect. Immun., 1974, Vol.10,No.4, pp.938-947
-
Microbiol. Rev., 1985, Vol.49,No.1, pp.1-32
-
Zentralbl. Bakteriol. A., 1980, Vol.248,No.3, pp.352-367
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