特許
J-GLOBAL ID:200903044812032308

画像のシェーディング補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高矢 諭 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-361320
公開番号(公開出願番号):特開平6-203147
出願日: 1992年12月29日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】 撮像条件やシェーディング状態の影響を受けることなく、正確に且つ容易にシェーディングの補正を行うことを可能とする。【構成】 メモリ上に蓄えられた画像に対し、標準濃度値を設定すると共に、画像内の任意の位置に装置10により評価線を設定し、装置12により評価線上の濃度勾配を検出し、濃度勾配が所定の閾値以上の場合に、装置14より該評価線に垂直な基準線を設定し装置16により各基準線上の画素のヒストグラムを発生させ、装置18により各基準線のヒストグラムの標準偏差を算出し、装置20により該偏差が最小のものを補正する基準線と判定し、装置22によりその基準線について濃度値の平均値等の評価濃度値を算出し、装置24により該評価濃度値と前記標準濃度との比を求め、該比を用いて基準線上の評価濃度値が全て等しく、且つ基準線間の領域では基準線上の補正濃度の中間の濃度になるように補正する。
請求項(抜粋):
メモリ上に蓄えられた画像に対して標準濃度値を設定すると共に、画像内の任意の位置にシェーディング評価線を設定し、該シェーディング評価線上の任意の位置に、これに垂直な少なくとも2本の基準線を設定し、該基準線上の画素について濃度値ヒストグラムを作成し、画像中の隣り合う2本の基準線に挾まれた区間毎に、各基準線上の画素に対しては、前記濃度ヒストグラムより求まる、平均値、中間値又は最大度数の濃度値等の評価濃度値と、前記標準濃度値との比を乗じ、2本の基準線に挟まれた区間領域にある画素に対しては、該2本の基準線における前記比を各画素からそれぞれの基準線迄の距離で内分した値を乗じることにより、各基準線においては、評価濃度値が基準線上の全体に亘って等しくなるように濃度補正を行い、2本の基準線に挟まれた区間領域においては、隣接する基準線それぞれにおける補正濃度の中間的な濃度に補正を行うことを特徴とする画像のシェーディング補正方法。
IPC (4件):
G06F 15/64 400 ,  G01B 11/24 ,  G06F 15/68 310 ,  H04N 5/16

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