特許
J-GLOBAL ID:200903044822950100

光ファイバ接続器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-140807
公開番号(公開出願番号):特開2000-329965
出願日: 1999年05月20日
公開日(公表日): 2000年11月30日
要約:
【要約】【課題】 素子の曲げ変形や調心機構などの傷つけを生じることなく容易に光ファイバの着脱を可能とする光ファイバ接続器の提供を課題とする。また、多芯の光ファイバの接続固定において、各裸ファイバが全て均等な押圧力で固定され、確実に全ての光ファイバを高精度に調心できるようにすることも課題とする。【解決手段】 貫通孔22を有するスリーブ状に形成された素子23と、光ファイバを挟み込む押さえ片25と、両素子側壁部26、27を外側から挟み込むクランプバネ28とを備え、素子底壁部24の押さえ片25に臨む面24aには、調心機構29を設け、押さえ片25が、クランプバネ28の押圧力を素子側壁部26、27を介して変換した押圧力により素子底壁部24に向けて押圧されるように形成され、両素子側壁部26、27間には、楔状の開放部材が挿入される開放部材挿入溝35が延在形成されている構成を採用した。
請求項(抜粋):
光ファイバ(F1、F2)同士を突き合わせ接続するための光ファイバ接続器(21)において、内部を貫通する貫通孔(22)を有する筒状あるいは断面コ字形のスリーブ状に形成された素子(23)と、前記貫通孔内に収納され、前記貫通孔に沿って延在する素子底壁部(24)との間に前記光ファイバを挟み込む押さえ片(25)と、前記素子底壁部の両側から立ち上げられて前記貫通孔を介して対向する両素子側壁部(26、27)を外側から挟み込むようにして押圧するクランプバネ(28)とを備え、前記素子底壁部の前記押さえ片に臨む面(24a)には、両端から挿入された前記光ファイバを中央部の調心機構(29)により位置決め調心して突き合わせ接続する光ファイバ挿入溝(29)が前記貫通孔に沿って延在形成され、前記押さえ片は、前記クランプバネの押圧力を一方または両方の前記素子側壁部を介して変換した押圧力により前記素子底壁部に向けて押圧されるように形成され、前記両素子側壁部間には、楔状の開放部材(34)が挿入される開放部材挿入溝(35)が前記貫通孔に沿って延在形成されていることを特徴とする光ファイバ接続器。
Fターム (4件):
2H036LA02 ,  2H036MA07 ,  2H036QA42 ,  2H036QA43

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