特許
J-GLOBAL ID:200903044826486000

プログラム自動生成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-267176
公開番号(公開出願番号):特開平6-119156
出願日: 1992年10月06日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】本発明は部品プログラムを組合せてプログラムを自動生成する方法に関し、特に、プログラムの特性を基準として選択した部品同志の結合プログラムを自動生成する。【構成】ユーザ入力情報103に指定された特性最適化項目に基づき、部品プログラム情報101で指定されたプログラム種類から部品プログラムを選択し106、それらを結合し109、得られたプログラムの特性を解析し111、さらに、特性の改善117を行ない、特性を基準にするための各処理を実行する。【効果】部品プログラムを登録しておき、特性に基づいてそれらを選択して結合し、特性を改善するので、プログラム品質が保証される。更に、入出力データ仕様が必ずしも一致しない部品プログラムを結合できるので、プログラム設計開発工数大幅削減、すなわち、開発期間を大幅に短縮できる。
請求項(抜粋):
電子計算機を用いてプログラムを自動生成する方法は、(1)部品プログラムのソースコードと、空間複雑度を示す所要メモリ量オーダ、及び時間複雑度を示す処理時間オーダからなる特性と、部品プログラムの入出力データ名とを記述した部品プログラム情報を入力し、(2)解くべき問題の入出力データ名と、部品プログラム種類、及びそれらの適用順序を記したプログラム戦略と、自動生成するプログラムの最適化すべき特性とからなるユーザ入力情報を入力し、(3)前記プログラム戦略を基に登録されている部品プログラム中から、前記ユーザ入力情報で指定された特性を最適化するための目的関数の値に基づいて、前記入力された一つの部品プログラム種類に対して前記一つの部品プログラムを選択し、(4)所定の部品プログラムに対して、それより先に実行される複数の部品プログラムの出力データから前記部品プログラムの入力データを作成する部品プログラム結合のためのプログラムの擬似コードを生成し、(5)前記部品プログラム特性と前記擬似コードの特性から結合されたプログラム全体の特性を求め、(6)前記ステップ(5)で得た特性が、ユーザ入力情報中で指定された最適化すべき特性に関して更に改善の可能性があるかどうかを判定し、改善の可能性があれば、指定特性の改善の可能性が無くなるまで前記ステップ(3)から(6)を再実行して異なる部品プログラムを選択して結合し、(7)得られたプログラムを指定された電子計算機言語によるソースコードに変換し、(8)得られたソースコードから実行可能モジュールを生成する、ことを特徴とするプログラム自動生成方法。

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