特許
J-GLOBAL ID:200903044833377054
高強度サイアロン基焼結体の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-216587
公開番号(公開出願番号):特開平5-043333
出願日: 1991年08月02日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、従来のサイアロン基焼結体に比較して組織の均一性が著しく向上しており、色むらの解消や、耐蝕性の改善ばかりでなく、粒界ガラス相の均一化により高温強度、破壊靱性等の機械的特性はもちろんのこと、特に耐酸化性が著しく向上しているサイアロン基焼結体の製造方法を提供する。【構成】 REα-サイアロンの結晶及びβ-サイアロンの結晶を含有するサイアロン基焼結体を製造するに際し、出発原料であるRE含有粉末として、結晶子径が5〜50nm、一次粒子径が0.01〜0.1μm、比表面積が20〜100m2/g、二次粒子径が5μm以下である微細粉末を用いることを特徴とする。
請求項(抜粋):
(a)結晶質窒化珪素粉末、(b)金属アルミニウム又は窒化アルミニウム粉末、(c)REα-サイアロンの格子間に侵入固溶するRE(REはHo,Er,Tm,Yb及びLuからなる群から選ばれる一種以上の変性用希土類元素を示す。)の酸化物又は熱分解により前記REの酸化物を生成する金属塩類の粉末、及び必要に応じて、(d)アルミニウム又は珪素の酸素含有化合物を混合し、混合物を成形した後、窒素含有雰囲気下に1600〜2100°Cで焼結することにより、式 RE<SB>x </SB>(Si,Al)<SB>12</SB>(O,N)<SB>16</SB> 〔I〕(式中、REはHo,Er,Tm,Yb及びLuからなる群から選ばれる一種以上の変性用希土類元素を示し、xは0<x≦1を満足する数である。)で表されるREα-サイアロンの結晶、及び式 Si<SB>6-z </SB>Al<SB>z </SB>O<SB>z </SB>N<SB>8-z </SB> 〔II〕(式中、zは0<z≦4.2を満足する数である。)で表されるβ-サイアロンの結晶を含有するサイアロン基焼結体を製造するに際し、出発原料である(c)として、結晶子径が5〜50nm、一次粒子径が0.01〜0.1μm、比表面積が20〜100m<SP>2</SP>/g、二次粒子径が5μm以下である微細粉末を用いることを特徴とする高強度サイアロン基焼結体の製造方法。
IPC (2件):
C04B 35/58 302
, C04B 35/58
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