特許
J-GLOBAL ID:200903044843696247

無段変速機用Vベルト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-200449
公開番号(公開出願番号):特開平10-047438
出願日: 1996年07月30日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 変速比の変化に拘わらずVベルトの滑りを確実に抑制する。【解決手段】 積層リングの周方向で相互に当接可能に連接して配列される多数のV型のエレメント2と、各エレメントの前面2a内周側に形成されて肉厚の減少する傾斜面6と、傾斜面6の開始位置に形成されたロッキングエッジ7と、エレメント2の後面2b側に形成されて、Vベルトの内周へ向けて肉厚が減少する傾斜面10と、傾斜面10の開始位置に形成されたロッキングエッジ11と、ロッキングエッジ11をロッキングエッジ7よりもVベルトの外周側に形成すると共に、傾斜面10の角度θ2をVベルトをほぼ真円状態にしたときの隣接エレメント同士の相対屈曲角θ3よりも小さく設定する
請求項(抜粋):
複数の無終端状リングを積層して形成された積層リングと、この積層リングの周方向で相互に当接可能に連接して配列される多数のV型のエレメントと、これら各エレメントの前面内周側に形成されて肉厚の減少する第1の傾斜面と、前記傾斜面の開始位置に形成されて隣接するエレメントの後面側と当接可能な第1のロッキングエッジとを備えて、隣接エレメント同士が相対的に屈曲することによりプーリへ巻き掛けられる無段変速機用Vベルトにおいて、前記エレメントの後面側に形成されて、Vベルトの内周へ向けて肉厚が減少する第2の傾斜面と、この第2傾斜面の開始位置に形成されて隣接するエレメントの前面側と当接可能な第2のロッキングエッジと、この第2ロッキングエッジを前記第1のロッキングエッジよりもVベルトの外周側に形成すると共に、この第2傾斜面の角度θ2をVベルトをほぼ真円状態にしたときの隣接エレメント同士の相対屈曲角θ3よりも小さく設定したことを特微とする無段変速機用Vベルト。

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