特許
J-GLOBAL ID:200903044850498256

磁器コンデンサ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 窪田 法明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-059412
公開番号(公開出願番号):特開平6-251985
出願日: 1993年02月25日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 高温におけるCR積の大きな小型大容量の磁器コンデンサを低コストで提供すること。【構成】 誘電体磁器組成物が100.0重量部の基本成分と、0.2〜5.0重量部の添加成分とからなり、基本成分が、組成式(1-α-β)(Bak-(x+y)MxLy)Ok(Ti1-zRz)O2-z/2 +αBaZrO3+βMgNb2O6 (但し、MはMg及び/またはZn、LはCa及び/またはSr、RはSc,Y,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb及びLuから選択された1種または2種以上の元素)で表される物質からなり、添加成分がLi2 OとSiO2 とMO(但し、MOはBaO,SrO,CaO,MgO及びZnOから選択された1種または2種以上の酸化物)とからなる。
請求項(抜粋):
誘電体磁器組成物からなる1または2以上の誘電体磁器層と、この誘電体磁器層を挟持している少なくとも2以上の内部電極とを備えた磁器コンデンサにおいて、前記誘電体磁器組成物が、100.0重量部の基本成分と、0.2〜5.0重量部の添加成分との混合物を焼成したものからなり、前記基本成分が、組成式(1-α-β)(Ba<SB>k-(x+y)</SB>M<SB>x</SB>L<SB>y</SB>)O<SB>k</SB>(Ti<SB>1-z</SB>R<SB>z</SB>)O<SB>2-z/2</SB> +αBaZrO<SB>3</SB>+βMgNb<SB>2</SB>O<SB>6</SB>(但し、MはMg及び/またはZn、LはCa及び/またはSr、RはSc,Y,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb及びLuから選択された1種または2種以上の元素、α,β,k,x,y,zは、0.005≦α≦0.040.001≦β≦0.011.00≦k≦1.050≦x<0.100≦y≦0.050.01≦x+y≦0.100.002≦z≦0.04を満足する数値)で表される物質からなり、前記添加成分がLi<SB>2</SB> OとSiO<SB>2</SB> とMO(但し、MOはBaO,SrO,CaO,MgO及びZnOから選択された1種または2種以上の酸化物)とからなり、前記Li<SB>2</SB> Oと前記SiO<SB>2</SB> と前記MOとの組成範囲が、これらの組成をモル%で示す三角図において、前記Li<SB>2</SB> Oが1モル%、前記SiO<SB>2</SB> が80モル%、前記MOが19モル%の組成を示す第1の点Aと、前記Li<SB>2</SB> Oが1モル%、前記SiO<SB>2</SB> が39モル%、前記MOが60モル%の組成を示す第2の点Bと、前記Li<SB>2</SB> Oが30モル%、前記SiO<SB>2</SB> が30モル%、前記MOが40モル%の組成を示す第3の点Cと、前記Li<SB>2</SB> Oが50モル%、前記SiO<SB>2</SB> が50モル%、前記MOが0モル%の組成を示す第4の点Dと、前記Li<SB>2</SB> Oが20モル%、前記SiO<SB>2</SB> が80モル%、前記MOが0モル%の組成を示す第5の点Eとをこの順に結ぶ5本の直線で囲まれた領域内にあることを特徴とする磁器コンデンサ。
IPC (4件):
H01G 4/12 415 ,  H01G 4/12 418 ,  C04B 35/46 ,  H01B 3/12

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