特許
J-GLOBAL ID:200903044863236048

銅多孔質層を有する銅管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外11名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-020024
公開番号(公開出願番号):特開平11-217680
出願日: 1998年01月30日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】【課題】 銅管表面に銅多孔質層を有し、熱交換効率に優れた銅管を効率良く製造し得る方法の提供。【解決手段】 本発明は:(a)銅管表面に銅粉を有機バインダーで仮接合して前処理管を作製する工程;(b)前処理管を酸化性雰囲気下で加熱保持し、銅粉と銅管表面及び銅粉同士が、各々の表面に生じた酸化物によって架橋された構造を有する酸化処理管を形成する工程;(c)酸化処理管を還元性雰囲気下で加熱保持し、銅管表面に、銅粉が該銅管表面或いは他の銅粉に金属結合により接合した銅多孔質層を形成する工程を備える。また本発明は、銅管に代えて銅板を用い、該銅板に(i)〜(iii)と同様の(a)〜(c)工程を行って、銅板の表面に銅多孔質層を形成した後、(d)銅多孔質層を形成した銅板に丸め加工を施して銅多孔質層を有する銅管を得る工程の各工程を備える。
請求項(抜粋):
(i)銅管の表面に銅粉を有機バインダーで仮接合して前処理管を作製する工程、(ii)前記前処理管を酸化性雰囲気下で加熱保持し、前記銅粉と銅管表面及び銅粉同士が、各々の表面に生じた酸化物によって架橋された構造を有する酸化処理管を形成する工程、(iii)前記酸化処理管を還元性雰囲気下で加熱保持し、前記銅管表面に、銅粉が該銅管表面或いは他の銅粉に金属結合により接合した銅多孔質層を形成する工程、の各工程を備えたことを特徴とする銅多孔質層を有する銅管の製造方法。
IPC (4件):
C23C 24/08 ,  F28F 1/12 ,  B21D 53/06 ,  B22F 1/02
FI (4件):
C23C 24/08 B ,  F28F 1/12 E ,  B21D 53/06 Z ,  B22F 1/02 B
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平2-175881

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