特許
J-GLOBAL ID:200903044869604936

締め過ぎ防止手段を備えたねじ込み自在の閉じ蓋

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-520297
公開番号(公開出願番号):特表平8-508700
出願日: 1995年01月26日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】飲料ボトルの閉じ蓋が(誤った方向に回すことで)締め過ぎられた場合に、内部圧力が高くなることからねじ山が跳躍したり、また、閉じ蓋が直接容器から飛んでしまう危険性がある。斯かる危険性を避けるために、本発明は締め過ぎ防止手段を備えたねじ込み自在の閉じ蓋を有する。該閉じ蓋は蓋ベース部の方へ向けられてねじ山端部に配置された傾斜要素(3)を有し、該傾斜要素は閉じ蓋が締め過ぎられると容器口部のねじ山開始部に係合可能なようになっている。この結果、締め過ぎの場合に傾斜要素領域の蓋壁部が外側に押しやられて、斯かる領域におけるねじ山の跳躍が容易にされる。このように、締め過ぎが継続すると、一方の側、即ち、傾斜要素が配置された側のみでねじ山の跳躍が可能になって、閉じ蓋が飛ぶことが不可能となる。本発明の別の実施例では、保持要素(7、8)がシール領域に配置される。締め過ぎ及びその後のシール領域の変形の結果、前記保持要素が容器口部と接触し且つシールラインが妨害される。この結果、容器はねじ山が跳躍する前にガス抜きされる。
請求項(抜粋):
蓋ベース部(1)と、外側ねじ山を有する容器口部を閉じる内側ねじ山を有する該蓋ベース部に隣接する円筒状蓋壁部(2)とを備えたねじ込み自在のプラスチック製の閉じ蓋において、該閉じ蓋が、該閉じ蓋がねじ込まれた位置にある使用中に、該閉じ蓋が締め過ぎられた場合に前記容器口部のねじ山開始部に係合可能となるように前記内側ねじ山領域の外側の前記蓋ベース部(1)の方に向かって前記内側ねじ山の端部に配置されている傾斜要素(3)を備えていることを特徴とするねじ込み自在のプラスチック製の閉じ蓋。

前のページに戻る