特許
J-GLOBAL ID:200903044873320403

車両用足踏式パーキングブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-074088
公開番号(公開出願番号):特開平10-264787
出願日: 1997年03月26日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】ペダルの踏込操作でパーキングブレーキの作用と解除が可能なパーキングブレーキ装置にて部品数の低減を図り組付性の改善及びコスト低減を図る。【解決手段】ブレーキ解除位置とブレーキ作用位置間を回動しブレーキ解除位置に向けて常時付勢されるとともにケーブル17が連結されるペダルアーム13、ラチェット12eに係合する係合位置と離脱する離脱位置間を回動し原位置とスライド位置間をスライドするポール21、ポール21を原位置に向けて常時付勢し、ポール21が原位置に保持されている状態で係合位置または離脱位置にあるときポール21を係合位置または離脱位置に弾揆的に保持し、ポール21がスライド位置に保持されている状態でポール21を離脱位置に向けて付勢する板ばね22、ペダルアーム13がブレーキ解除位置に戻るときポール21を原位置にて離脱位置から係合位置に向けて回動する押動部材12fを備える構成とした。
請求項(抜粋):
車体に固定される取付用のブラケットと、前記ブラケットに略水平の軸を中心として回動可能に取付けられて、ブレーキ解除位置とブレーキ作用位置間を回動し、パーキングブレーキケーブルが連結されるペダルアームと、前記ペダルアームをブレーキ解除位置に向けて常時付勢するリターンスプリングと、円弧状に形成されて、前記ペダルアームの軸に同心となるようにして前記ブラケットまたは前記ペダルアームに一体的に設けられたラチェットと、前記ペダルアームまたは前記ブラケットに前記ペダルアームの軸と平行な軸を中心として回動可能かつ前記ペダルアームの回動方向にスライド可能に取付けられて、前記ラチェットに係合する係合位置と前記ラチェットから離脱した離脱位置間を回動し、かつ原位置とスライド位置間をスライドするポールと、前記ペダルアームまたは前記ブラケットに組付けられて前記ポールに係合し、前記ポールを原位置に向けてスライドさせるように常時付勢するとともに、前記ポールが原位置に保持されている状態にて係合位置にあるときには前記ポールを係合位置に弾揆的に保持し、また前記ポールが原位置に保持されている状態にて離脱位置にあるときには前記ポールを離脱位置に弾揆的に保持し、また前記ポールがスライド位置に保持されている状態では前記ポールを離脱位置に向けて付勢する板ばねと、前記ペダルアームがブレーキ解除位置に戻るときに前記ポールと係合して前記ポールを原位置にて離脱位置から係合位置に向けて回動する押動部材とを備えた車両用足踏式パーキングブレーキ装置。

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