特許
J-GLOBAL ID:200903044873727015

冷却可能なエアフォイル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-513160
公開番号(公開出願番号):特表平8-505917
出願日: 1993年11月04日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】スパン方向に延在する複数の通路を有する冷却可能なエアフォイル(10)が開示されている。内部構造の効果的な冷却を改善し、必要な冷却空気量を減らすための構造が細部に渡り多様に開発されている。ある特定の実施例では、前縁通路(56)は、この通路を高温の作動媒体ガスから保護するべく、この通路を覆うように流れるフィルム状の空気を有している。保護された冷却空気は、ブレードの翼弦中央領域(68)を流れる曲折通路(84、92)からの加熱された冷却空気と混合される。ある実施例では、被覆空気はエアフォイルの翼端領域を冷却するべく翼弦方向に延在する翼端通路(74)に供給され、この通路(74)に於いて混合される。
請求項(抜粋):
前縁と後縁とを有するエアフォイル部と、 前記エアフォイル部に冷却空気を供給する付根部と、 前記付根部からスパン方向に間隔を置かれて前記エアフォイル部内に配置された翼端領域とを有する回転機器のための冷却可能なエアフォイルであって、前記翼端領域は上流端と当該ブレードの外部と連通する下流端とを有するスパン方向に延在する翼端通路を有しており、更に、 前記エアフォイル部は、 前記翼端領域へと外向きに延在する冷却空気のための第1通路の境界を形成する吸い込み側壁及び圧力側壁と、 前記第1通路への熱の伝達を防ぐべく前記第1通路に近接する当該エアフォイル構造の外部をフィルム式に冷却するための手段と、 前記翼端領域へと外向きに延在する曲折した通路であって、前記第1通路の後方に位置すると共に少なくとも前記第1通路の2倍の長さを有する該曲折通路とを有しており、 更に、 前記第1通路と前記曲折通路は、前記翼端通路の上流端に冷却空気を放出するように前記翼端通路と連通しており、 動作状態に於いては、前記第1通路からの冷却空気の温度が前記曲折通路からの冷却空気の温度よりも低く、前記翼端通路に於いて混合冷却空気の温度が下がるようになっていることを特徴とするエアフォイル。
IPC (2件):
F01D 5/18 ,  F01D 9/02 102

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