特許
J-GLOBAL ID:200903044886257875

ウェビング巻取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-078092
公開番号(公開出願番号):特開2001-260810
出願日: 2000年03月21日
公開日(公表日): 2001年09月26日
要約:
【要約】【課題】 構造が簡単でかつウェビング引出時の操作感を損なうことなく、車両急減速時のフォースリミッタ荷重を変更可能なウェビング巻取装置を得る。【解決手段】 スプール14はトーションバー20を介してロックベース16と連結され、これらは通常一体に回転する。トーションバー22は、所定の場合にのみ歯車14A及び歯車24を介してスプール14と連結される構成であり、ウェビング引出操作時に歯車の噛合いによる不快感が乗員に伝わることはない。一方、車両急減速時にはガス供給装置32の作動の有無により、トーションバー20の捩り荷重またはこれにトーションバー22の捩り荷重を加えた荷重をフォースリミッタ荷重として選択可能である。したがって、構造が簡単でかつウェビング引出時の操作感を損なうことなく、フォースリミッタ荷重を変更できる。
請求項(抜粋):
ウェビングが巻取り引出しされる筒状のスプールと、前記スプールの一端側に前記スプールと同軸的でかつ相対回転可能に設けられたロックベースと、前記ロックベースに接続して設けられ、所定の加速度が検知された際にフレームに係合して前記ロックベースのウェビング引出方向回転を阻止するロック手段と、前記スプール内に前記スプールと同軸的に設けられ、一端が前記スプールに連結されると共に他端が前記ロックベースに連結され、通常は前記スプールと前記ロックベースとを一体に回転させ、前記ロック手段による前記ロックベースのウェビング引出方向回転阻止状態ではウェビング引張力により捩じれながら前記スプールを前記ロックベースに対してウェビング引出方向へ相対回転させる第1のトーションバーと、を備えたウェビング巻取装置において、外周部に歯を有し、前記スプールと同軸的でかつ常に前記スプールと一体に回転する第1の歯車と、一端部が軸廻りの回転不能にフレームに接続され、所定の捩れ力を有する第2のトーションバーと、外周部に前記第1の歯車と噛合い可能な歯を有し、前記第2のトーションバーの他端部に同軸的に連結された第2の歯車と、前記第2の歯車に係合可能に配置され、通常は前記第2の歯車を前記第1の歯車と噛合わない状態とし、作動することで前記第2の歯車を前記第1の歯車と噛合い状態とする駆動手段と、を備えたことを特徴とするウェビング巻取装置。
IPC (2件):
B60R 22/28 ,  B60R 22/46
FI (2件):
B60R 22/28 ,  B60R 22/46
Fターム (2件):
3D018DA07 ,  3D018MA02

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