特許
J-GLOBAL ID:200903044891083192

自動変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川合 誠 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-334894
公開番号(公開出願番号):特開平5-164237
出願日: 1991年12月18日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【目的】手動変速モードで走行しようとする意思に無関係に自動変速モードに変化することをなくす。【構成】手動変速モードで走行中において変速を行う場合、シフトレバーが中立位置を通過する。上記シフトレバーが中立位置にある時の時間を測定するためにタイマが設けられていて、タイマによって測定された時間が設定値を超えたときに前進走行レンジを達成する。したがって、シフトレバーを各シフト位置間で移動させる際に、シフトレバーが所定時間を超えて中立位置に置かれると自動変速モードに変わる。タイマによって測定された時間が設定値を超えるまでの間は、直前に選択されていた変速段が維持される。タイマによって、上記シフトレバーが前進走行のレンジ位置にある時の時間を測定するようにしてもよい。この場合、中立位置においては直前に選択されていた変速段が維持される。
請求項(抜粋):
自動変速モードによる走行を行うためのレンジ位置、手動変速モードによる走行を行うためのシフト位置及び前記レンジ位置とシフト位置間に形成された中立位置から成るシフトパターンを移動自在に設けたシフトレバーと、各位置に前記シフトレバーが移動したことを検出する位置検出手段と、前記シフトレバーによって選択されたレンジ及び変速段に対応して変速出力信号を出力する制御装置と、前記シフトレバーに連結され、該シフトレバーの各レンジ位置に対応した油圧を発生するとともに、各シフト位置においては前進走行レンジ圧を発生するシフト機構と、前記制御装置の変速出力信号を受けてソレノイドバルブを動作させ、各変速段を達成する油圧回路と、手動変速モードで走行中に前記シフトレバーが中立位置にある時の時間を測定するタイマと、該タイマによって測定された時間が設定値を超えたときに前進走行レンジを達成する手段と、タイマによって測定された時間が設定値を超えるまでは直前に選択されていた変速段を維持する手段を有することを特徴とする自動変速機。

前のページに戻る