特許
J-GLOBAL ID:200903044892871054

電磁継電器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-223765
公開番号(公開出願番号):特開平10-064399
出願日: 1996年08月26日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 部品点数を削減し組立工程を簡単にして、製造コストを低くするとともに、小形化、高耐圧化、低背化を図る。【解決手段】 スプール1aの内孔70にアーマチュア12aを挿入し、アーマチュア12aの両端と対向するよう略コの字ヨーク4aをスプール1aに圧入固定して磁気回路を成す。また、ヨーク4aの直立片部の長さを必要に応じて変えることでコイル3cとヨーク4aの絶縁距離を可変とする。さらに、ヨーク4aの直立片部背面と棒状突き出し片113で成す、隙間と、円状凸部44と楕円状穴100との嵌合によりヒンジバネを固定する。これにより、部品点数を減らし組立工程を簡単にする。また、従来かしめに必要な受けのスペースを無くせるので、その分小形にできる。
請求項(抜粋):
コイルを励磁してアーマチュアを吸引し、接点を開閉する電磁継電器において、筒状の励磁コイルの内孔に挿入された略板状のアーマチュアと、前記励磁コイルを巻回したスプールの両端部の少なくともどちらか一方で嵌合固定され、かつ前記アーマチュアの両端と対向する略コの字ヨークと、前記アーマチュアの一端とヨークの一端面を磁気的に接続するヒンジバネおよび前記アーマチュアの他方前方に設置される接点部をそれぞれ前記スプールの両端側に配置し、前記ヨークの両直立片部の長さを必要にあわせて変えることで前記励磁コイルと前記ヨークとの絶縁距離を可変とし、前記ヨークの一方の直立片部背面と前記スプールの一方の端部に設けた棒状突き出し片との間に所定の隙間を設け、ヒンジバネ固定部が前記隙間に挿入されると同時に前記ヒンジバネ固定部の中央に設けた楕円状穴と前記直立片部背面に設けた円状凸部とが嵌合し、一片に固定接点を具備した略L字形のターミナルの他片の同一面内に凸部と、同一部材から形成された片持ち形状の舌片を平行面内に設け、前記スプール他端部に圧入固定して前記アーマチュアの前方に可動バネを介して設置された可動接点の上下に一対の固定接点を配置し、一面を開口部とした略箱形のケースに本体を収納し、前記開口部をエポキシ系接着剤で封止したことを特徴とする電磁継電器。
IPC (2件):
H01H 50/64 ,  H01H 51/06
FI (2件):
H01H 50/64 E ,  H01H 51/06 Q

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