特許
J-GLOBAL ID:200903044901258352

フッ素樹脂塗装アルミニウム合金部材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-157494
公開番号(公開出願番号):特開平9-316693
出願日: 1996年05月29日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 アルミニウム合金基材表面の陽極酸化皮膜上にフッ素樹脂を塗装、焼付けした部材として、耐食性に優れるばかりでなく、フッ素樹脂の塗膜の密着性が確実かつ安定して優れる部材を提供する。【解決手段】 請求項1:Al合金基材表面に2〜30μmの陽極酸化皮膜が形成され、その上に10〜70μmのフッ素樹脂塗膜層が形成され、かつ陽極酸化皮膜には単位網目部分の最大径が5〜300μmのネット状クラックが形成され、そのネット状クラック内にフッ素樹脂が侵入含浸されているフッ素樹脂塗装Al合金部材。 請求項3:陽極酸化処理後、封孔処理を行なってから、3°C/min以上の加熱速度で150°C以上に加熱する空焼き処理を行ない、その後フッ素樹脂を塗装焼付けする方法。
請求項(抜粋):
アルミニウム合金からなる基材の表面層に2〜30μmの厚みの陽極酸化皮膜が形成され、かつこの陽極酸化皮膜上にフッ素樹脂からなる10〜70μmの厚みの塗膜層が形成されており、前記陽極酸化皮膜にはネット状クラックが形成されており、かつそのネット状クラックにおける各単位網目部分の最大径が5〜300μmの範囲内とされ、しかもそのネット状クラック内に前記塗膜層から連続するフッ素樹脂が侵入含浸されていることを特徴とする、フッ素樹脂塗膜層の密着性に優れたフッ素樹脂塗装アルミニウム合金部材。
IPC (4件):
C25D 11/18 306 ,  C25D 11/18 313 ,  C25D 11/04 308 ,  C25D 11/16 301
FI (4件):
C25D 11/18 306 A ,  C25D 11/18 313 ,  C25D 11/04 308 ,  C25D 11/16 301
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭50-012128
  • 特開昭60-255996
  • 特開昭54-045641

前のページに戻る