特許
J-GLOBAL ID:200903044902221673
モ-タの速度制御回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高野 則次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-255484
公開番号(公開出願番号):特開平9-168289
出願日: 1991年10月04日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 直流モータをフィードバック制御する回路において、モータを迅速に所定回転状態にすること、及びモータの速度切換えを迅速に達成することが困難であった。【解決手段】 モータ1のFGから成る速度検出器11の出力段のF-V変換器12に速度切換用スイッチ14を接続する。F-V変換器12の出力段に積分回路16を設ける。この積分回路16のコンデンサ19に充電回路20を接続する。充電回路20の充電電圧Va をダイオード24を介してコンデンサ19に印加する。コンデンサ19は充電電圧によって予め所定電圧に充電される。また、スイッチ14の操作によるモータ1の速度切換時に積分用コンデンサ19の1電圧が所定値よりも低下すると、コンデンサ19がダイオード24を介して充電され、この電圧低下が阻止される。
請求項(抜粋):
モ-タの回転速度に対応した周波数信号を発生する周波数信号発生器と、前記周波数信号発生器の出力周波数信号を電圧信号に変換するものであって、前記出力周波数信号が第1の所定周波数(F1 )よりも低い領域にある時には一定の高レベル電圧(VH )を発生し、前記出力周波数信号が前記第1の所定周波数(F1 )よりも高い第2の所定周波数(F2 )よりも高い領域にある時には前記高レベル電圧(VH )よりも低い一定の低レベル電圧(VL )を発生し、前記出力周波数信号が前記第1の所定周波数(F1 )と前記第2の所定周波数(F2) との間にある時には前記出力周波数信号の変化に対して反比例的に変化する速度電圧を前記高レベル電圧(VH )と前記低レベル電圧(VL )との間で発生するように構成された周波数-電圧変換器と、前記モ-タの速度を切換えるための速度切換用スイッチを含み、前記モ-タを高い回転速度の状態からこれよりも低い回転速度の状態に切換えるように前記速度切換用スイッチが操作されたことに応答して前記低レベル電圧(VL )を前記周波数-電圧変換器から発生させ、前記モ-タの回転速度が速度制御可能範囲になった時に前記出力周波数信号に反比例的に変化する速度電圧を前記周波数-電圧変換器から発生させる速度切換制御手段と、積分用コンデンサと抵抗とを含み、前記周波数-電圧変換器から得られた速度電圧を積分するように前記周波数-電圧変換器に接続されている積分回路と、基準電圧発生回路と、前記積分回路から得られた積分出力電圧と前記基準電圧発生回路から得られた基準電圧との差に対応した電圧を発生するための差信号形成回路と、前記差信号形成回路の出力に応答して前記モータを駆動するモータ駆動回路と、前記積分用コンデンサの電圧が所定値よりも低下することを阻止するための充電回路とから成るモータの速度制御回路。
IPC (4件):
H02P 5/00
, H02P 5/40
, H02P 6/20
, H02P 6/24
FI (4件):
H02P 5/00 L
, H02P 5/40 B
, H02P 6/02 341 K
, H02P 6/02 341 L
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