特許
J-GLOBAL ID:200903044903541175

物質の表面を生物適合性にする方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-332258
公開番号(公開出願番号):特開平6-065265
出願日: 1985年01月18日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】エチレングリコールホスファチジルコリン又は一般式I〔nは2〜4,X1は(a)ハロゲン、(b) -O-Si(R)2X3(各Rは同一もしくは相異りC1-C4アルキル基であり、X3は生物適合性とすべき表面上の反応性基と反応して共有結合を形成できる基を表わす、)(c) -O-(CH2)y-NH2、(d) -O-(CH2)y-Si(R)2-X3(yは1〜10の整数である)(i) X2は基-O-またはハロゲン、Yは基-N+R3A-であり、RはC1-C4アルキル基であり、A-はX2がハロゲンであるときに存在するアニオンであり、あるいは(ii) Yは-NHR1であり、R1はX2と一緒になって窒素原子とリン原子との直接結合を形成する〕の化合物をエチレングリコールホスファチジルコリンのヒドロキシルまたは式Iの化合物の基X1が生物適合性とすべき表面上の反応性基と反応して共有結合を形成するような条件下に表面に適用して表面を生物適合性とする方法。【効果】生体に導入すべき人工器官や培養容器等の表面の処置に有用である。
請求項(抜粋):
エチレングリコールホスファチジルコリン又は式(I)【化1】式中、nは2、3または4であり、X1は(a)ハロゲン、【化2】ここで、各Rは同一もしくは相異り、C1-C4アルキル基であり、そしてX3は生物適合性とすべき表面上の反応性基と反応して共有結合を形成することのできる基を表わす、【化3】(c) -O-(CH2)y-NH2およびここで、yは1〜10の整数である、から選ばれる反応性基であり、(i) X2は基-O-またはハロゲンであり、そしてYは基-N+R3A-であり、ここで、各Rは同一もしくは相異り、C1-C4アルキル基であり、そしてA-はX2がハロゲンであるときに存在するアニオンであり、あるいは原子との間の直接結合を形成する、の化合物を、エチレングリコールホスファチジルコリンのヒドロキシルまたは式(I)の化合物の基X1が生物適合性とすべき表面上の反応性基と反応して共有結合を形成するような条件下に表面に適用することを特徴とする表面を生物適合性とする方法。
IPC (3件):
C07F 9/09 ,  A61L 33/00 ,  C07F 9/14

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