特許
J-GLOBAL ID:200903044909608417

三次元空間の能動消音装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-032029
公開番号(公開出願番号):特開平5-231706
出願日: 1992年02月19日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 騒音の消音を能動的に行う装置であって、消音効果検出手段、発音手段を複数個使用し、これを騒音源の周囲に囲むように設置し、三次元空間に放射される低周波〜高周波数の広帯域騒音を消音制御可能とした能動消音装置を提供する。【構成】 騒音検出手段、発音手段、消音効果検出手段と前記騒音検出手段で得られた波形信号の位相を瞬時に変える位相変換装置で構成される能動形消音装置において、複数の消音効果検出手段、発音手段を消音対象とする騒音の周波数の半波長よりも短い間隔で設置し、各々の発音手段の入力、消音効果検出手段の出力は別々のフィルターを経由させる。空調機の場合には、消音効果検出手段、発音手段は空気の流れを邪魔しない位置に設ける。【効果】 騒音の指向性と同じ又は類似した音が複数個の発音手段より放射可能となるため、三次元空間に放射される低周波〜高周波数の広帯域騒音の消音制御が可能となる。
請求項(抜粋):
騒音源から発する騒音を検出する騒音検出手段、能動消音用制御装置、上記騒音源との間隔および相互間の間隔が消音したい前記騒音の最高周波数の音の波長の1/2より短く且つ前記騒音源を囲む位置に配置された複数の発音手段ならびに消音効果検出手段を具備し、前記能動消音用制御装置は、前記騒音検出手段および消音効果検出手段の出力信号に基づいて、前記騒音源から三次元空間に放射される広周波数域の騒音と逆位相で同じ音圧、波長および指向性を持つ音波を前記発音手段から放射する様に構成したことを特徴とする、三次元空間の能動消音装置。
IPC (4件):
F24F 13/06 ,  F24F 1/00 401 ,  G01H 3/00 ,  G10K 11/16

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