特許
J-GLOBAL ID:200903044915601793
経路選出方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-053951
公開番号(公開出願番号):特開平11-248474
出願日: 1998年03月05日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】 階層別探索を行う場合に、最短コスト経路を短時間でかつ正確に選出することができる経路選出方法およびシステムを提供することである。【解決手段】 地図データは、階層化されている。各階層の地図は、複数の基本ブロック(矩形エリア)に分割されている。各階層の地図データは、基本ブロック毎に準備された地図ユニットの集合として記録される。各地図ユニットは、1つの基本ブロック(網掛け部分)と、その周辺の他の基本ブロックと重複するオーバラップ領域(網掛け部分と点線部分との間の領域)とを含む。このような地図ユニットにおいて、基本ブロックから外に向かう各道路が少なくとも1つの上位階層移行点に到達するように、オーバラップ領域の大きさおよび形状が設定される。かかる地図ユニットで構成される地図データを用いることにより、必ず上位移行地点を含む範囲の地図を読み込むことができ、道路の接続関係を損なうことなく確実に上位階層に移行することができる。
請求項(抜粋):
階層化された地図データを用いて、任意の2地点間の最適経路を選出するための方法であって、前記地図データ上で探索する2地点を設定するステップと、前記地図データに基づいて、前記設定された2地点間の最適経路を探索するステップとを備え、前記最適経路を探索するステップは、探索範囲が広がるにつれて上位階層の地図データに移行する処理を行い、各階層の地図は、予め複数の基本ブロックに分割されており、各階層の地図データは、各基本ブロック毎に準備された地図ユニットの集合として記録されており、各前記地図ユニットは、中心となる1つの基本ブロックと、周辺の他の基本ブロックと重複するオーバラップ領域とを含み、前記オーバラップ領域の大きさおよび形状は、中心となる1つの基本ブロックから当該オーバラップ領域に向けて出ていく各道路について、当該オーバラップ領域内で少なくとも1つの上位階層移行点に到達するという最低範囲条件を満足するように設定されていることを特徴とする、経路選出方法。
IPC (3件):
G01C 21/00
, G08G 1/0969
, G09B 29/10
FI (3件):
G01C 21/00 G
, G08G 1/0969
, G09B 29/10 A
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