特許
J-GLOBAL ID:200903044920172302

低重合度セルロースエーテルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小宮 良雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-114619
公開番号(公開出願番号):特開平8-301901
出願日: 1995年05月12日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】 所望の粘度、重合度に精度良く製造することができる低重合度セルロースエーテルの製造方法を提供する。【構成】 低重合度セルロースエーテルの製造方法は次式、 原料セルロースエーテルの処理後重合度=処理前重合度/(S+1)、 S=(-0.000775α+1.07044)・β・(0.3179+8.611023H)×1013・(-0.10714W+1.1624)・exp(-E/RT)・θ{αは原料平均粒径(μm)、βは原料の種類に固有の定数0.7〜1.0(μm-1hr-1)、Hは反応器内の原料に対する塩化水素量(重量%)、Wは器内の原料と水の合計量に対する水量(重量%)、Eは活性化エネルギー20370cal/mol、Rは気体定数1.986cal/(molK)、Tは反応器内の温度(K)、θは処理時間(hr)}より原料の処理後重合度を算出し所定の処理後重合度になったときに反応を停止させる。
請求項(抜粋):
回分方式または半回分方式の反応器内で原料セルロースエーテルに塩化水素水溶液または塩化水素ガスを加え、解重合処理して低重合度セルロースエーテルを製造する方法において、反応器内の塩化水素量、水量、温度および処理時間を測定して、次式〔1〕および〔2〕、 原料セルロースエーテルの処理後重合度=処理前重合度/(S+1) 〔1〕 S=(-0.000775α+1.07044)・β・(0.3179+8.61023H)×1013・(- 0.10714W+1.1624)・exp(-E/RT)・θ 〔2〕{〔2〕式中のαは原料平均粒径(μm)、βは原料セルロースエーテルの種類に固有の定数0.7〜1.0(μm-1hr-1)、Hは反応器内の原料に対する塩化水素量(重量%)、Wは反応器内の原料および水の合計量に対する水量(重量%)、Eは活性化エネルギー20370cal/mol、Rは気体定数1.986cal/(molK)、Tは反応器内の温度(K)、θは処理時間(hr)}より原料セルロースエーテルの処理後重合度を算出し、所定の処理後重合度になったときに反応を停止させることを特徴とする低重合度セルロースエーテルの製造方法。
IPC (3件):
C08B 11/20 ,  C08B 11/02 ,  C08B 11/193
FI (3件):
C08B 11/20 ,  C08B 11/02 ,  C08B 11/193

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