特許
J-GLOBAL ID:200903044921409470

メソフェーズ粉体を使用する炭素/炭素複合材料部品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-061466
公開番号(公開出願番号):特開平6-009270
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 メソフェーズ粉体を併用して圧縮成形および加圧焼結して高密度化した高性能炭素繊維を使用して複合材料機械部品を得る。単一の含浸・アニーリンクサイクルで、多孔度11%以下でもろさが少ない、大型の、炭素マトリックス中に埋封された炭素繊維強化材を有する複合材料が安価に得られる。【構成】 炭素繊維を湿潤し得てその結果含浸浴(20)を形成するバインダーおよび溶媒を含有する溶液中に不融性のメソフェーズ微小球を分散し(ただしバインダーおよび溶媒は炭素の先駆物質ではない)、各繊維(1)を浴により含浸し、被含浸繊維を型内に置き(24)、周囲温度以上の、溶媒およびバインダーをバインターを蒸発するのに適してメソフェーズ微小球を流動させる第1の温度T1、次いで第1の温度以上でメソフェーズ微小球をコークス状に熱分解するのに適する温度T2まで繊維を加熱しながら型内で被含浸繊維を一方向にプレス成形(26)する。
請求項(抜粋):
炭素繊維を湿潤し得てその結果含浸浴(20)を形成するバインダーおよび溶媒を含有する溶液中に不融性のメソフェーズ微小球を分散し、ここでバインダーおよび溶媒は炭素の先駆物質でない、各繊維(1)を浴により含浸し、被含浸繊維を型内に置き(24)、周囲温度を越え、溶媒およびバインダーを蒸発し得てメソフェーズ微小球を流動させる第1の温度T1、次いで第1の温度を越えてメソフェーズ微小球をコークス状に熱分解しうる第2の温度T2まで繊維を加熱しながら型内で被含浸繊維を一方向にプレスする(26)工程を含むことを特徴とする炭素マトリックス中に埋封された炭素繊維強化剤を有する複合材料部品の製造方法。
IPC (2件):
C04B 35/52 ,  C04B 35/80

前のページに戻る