特許
J-GLOBAL ID:200903044922664946
座席装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
笹井 浩毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-255561
公開番号(公開出願番号):特開平6-072214
出願日: 1992年08月31日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】運転者が長時間着座するような場合でも、脊椎に負担をかけない疲れにくい着座感を得ることができるようにした座席装置を提供すること。【構成】バックフレーム20に、アッパバック部11に対応させて設けた上背調節部40と、ロアバック部13に対応させて設けた尻調節部50と、駆動部60とより成るソーラックス調節機構30を設け、上背調節部40は、上部リンク部材41を水平な上背調節支持軸45回りに揺動可能に枢支し、アッパバック部11をソーラックスサポート姿勢にさせる位置に傾動可能なよう支持して成り、尻調節部50は、バックフレーム20に下部リンク部材51を水平な尻調節支持軸55回りに揺動可能に枢支し、ロアバック部13をソーラックスサポート姿勢にさせる位置に傾動可能なよう支持して成り、駆動部60は、上部リンク部材41と下部リンク部材51とを連結する調節駆動軸31を前後移動させる駆動部材65を備えている。
請求項(抜粋):
自動車の運転者の脊椎に負担を与えないラックスサポート姿勢に調整可能な座席装置であって、シートバックのクッション体の背当り部は、運転者の背中の上部が当接するアッパバック部と、運転者の尻の後ろに対応したロアバック部と、前記アッパバック部とロアバック部との間のセンタバック部とから成り、前記クッション体に内蔵されるバックフレームに、クッション体を変位させるソーラックス調節機構を設け、該ソーラックス調節機構は、前記アッパバック部の内部に設けた上背調節部と、前記ロアバック部の内部に設けた尻調節部と、駆動部とより成り、前記上背調節部は、前記バックフレームに上部リンク部材を水平な上背調節支持軸回りに揺動可能に枢支し、前記アッパバック部をセンタバック部より相対的に前進変位させてソーラックスサポート姿勢にさせる位置に傾動可能なよう前記上部リンク部材に上背サポート部材を支持して成り、前記尻調節部は、前記バックフレームに下部リンク部材を水平な尻調節支持軸回りに揺動可能に枢支し、前記ロアバック部を運転者の尻を後方から保持するよう相対的に前進変位させてソーラックスサポート姿勢にさせる位置に傾動可能なように前記下部リンク部材に尻サポート部材を支持して成り、前記上部リンク部材の下端部と下部リンク部材の上端部とを調節駆動軸により枢着連結するとともに、上部リンク部材の上背調節支持軸と下部リンク部材の尻調節支持軸とのいずれか一方の支持軸を対応するリンク部材に摺動可能に嵌合させて枢支し、前記駆動部は、前記上部リンク部材と前記下部リンク部材とを連結する前記調節駆動軸を前後移動させる駆動部材を備えていることを特徴とする座席装置。
IPC (2件):
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