特許
J-GLOBAL ID:200903044923101171

射出成形機におけるノズル・シリンダ温度の昇温方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阪本 善朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-139314
公開番号(公開出願番号):特開平10-315291
出願日: 1997年05月14日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 射出成形機におけるノズル・シリンダ温度の昇温時における過加熱による樹脂の熱劣化や分解を防止するとともに昇温のためのエネルギーを最小限に抑えるノズル・シリンダ温度の昇温方法を提供する。【解決手段】 射出成形機のノズル・シリンダを複数の加熱制御ゾーンA〜Dに区分し、加熱制御ゾーン毎に設けた加熱体11a〜11dにより各加熱制御ゾーンを予め設定された所定の成形温度までそれぞれ昇温させる際に、最も温度上昇の遅い供給部Aの温度上昇率に基づいて仮目標温度を予測計算し、この仮目標温度に基づいて、供給部A以外の加熱制御ゾーンB〜Dの加熱体11b〜11dのそれぞれの加熱制御量Qを演算し、この加熱制御量Qをもってそれぞれの加熱制御ゾーンB〜Dの昇温を制御し、複数の加熱制御ゾーンを最も温度上昇の遅い供給部Aに合わせて全て同じ温度で上昇させる。
請求項(抜粋):
射出成形機のノズル・シリンダを複数の加熱制御ゾーンに区分し、各加熱制御ゾーン毎に設けた加熱体により各加熱制御ゾーンを室温あるいは保温状態から予め設定された所定の成形温度までそれぞれ昇温させる射出成形機におけるノズル・シリンダ温度の昇温方法において、前記複数の加熱制御ゾーンのなかで最も温度上昇の遅い加熱制御ゾーンに合わせて各加熱制御ゾーンが同じ温度で上昇するように各加熱制御ゾーンの加熱体の加熱制御量を制御することを特徴とする射出成形機におけるノズル・シリンダ温度の昇温方法。
IPC (4件):
B29C 45/78 ,  B29C 45/20 ,  B29C 45/72 ,  B29C 45/74
FI (4件):
B29C 45/78 ,  B29C 45/20 ,  B29C 45/72 ,  B29C 45/74

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