特許

J-GLOBAL ID：200903044926056070

比抵抗利用の地下流れ特性測定方法及び装置

発明者： 川端 淳一 ,  鬼木 剛一 ,  瀬尾 昭治
出願人/特許権者： 鹿島建設株式会社
代理人 (1件)： 市東 禮次郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-156815
公開番号（公開出願番号）：特開平7-012766
出願日： 1993年06月28日
公開日（公表日）： 1995年01月17日
要約：

【要約】【目的】拡散及び吸着を含む地下流れ特性を比抵抗映像法により測定する。【構成】相互距離aの電流電極対C1、C2から地中へ注入した電流による電位傾斜を相互距離aの電位電極対P1、P2で検出し、電流電極・電位電極間の間隔naと両電極対の地表位置とに対応する地中位置L1における見かけ比抵抗ρを前記電流及び電位傾斜から求める。複数地中位置L2、L3、...における見かけ比抵抗値を、各地中位置に対応する地表位置及び間隔の電流電極・電位電極により求め、地盤の比抵抗値を見かけ比抵抗値ρによって算出し、各地中位置の地盤の比抵抗値を地層構造に対応させ、所定地層構造部位からトレース流体を送入する。両電極対によって前記地盤の比抵抗値の分布を時系列的に算出し、トレース流体送入前と送入後との間における前記地盤の比抵抗値の分布の変化から、比抵抗値差分ρdの分布の変化を求めることによりトレース流体の地下流れ特性を算定する。

請求項（抜粋）：

地表から地中へ注入した電流に起因する電位傾斜を前記電流の注入位置から離れた地表の電位検出位置で検出し;前記電流注入と電位検出の地表位置に対応する地中位置における見かけ比抵抗値を前記電流及び電位傾斜から求め;ボーリング孔からトレース流体を地中へ送入し;トレース流体送入後、前記見かけ比抵抗値の測定によって前記地中位置の比抵抗値を時系列的に算出し;トレース流体送入前と送入後との間における前記地中位置の比抵抗値の変化を求めることにより、前記トレース流体の地下流れ特性を算定してなる比抵抗利用の地下流れ特性測定方法。