特許
J-GLOBAL ID:200903044930827803

射出成形同時絵付装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-178774
公開番号(公開出願番号):特開2000-006189
出願日: 1998年06月25日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】【課題】 射出成形同時絵付装置において、絵付シートS(支持体シートSb)がパーティング面12aへ密着したままとなるのを防止して、巻き取りトラブルによる転写シートの歪みなどの発生を防止する。【解決手段】 雌型パーティング面12aの転写シートSの送り方向直上流側と直下流側とに、押し出し部材100を備え、型開きと連動して、その先端の棒部材101を雌型のパーティング面12aよりも雄型側に前進した位置に移動させる。それにより、転写後の支持体シートSbはキャビティ面から隔離する方向に押し出され、キャビティ面との密着は解消する。その状態で、支持体シートを巻き取りロール50により巻き取る。
請求項(抜粋):
互いに係合・離脱が自在で、係合時に成形キャビティを両者間に形成できる雌型と雄型とからなる成形型と、少なくとも転写層と支持体シートとを備えた長尺帯状の転写シートを巻き出しロールから引き出して雌雄両型間に供給し、転写後に支持体シートを巻き取るための巻き取りロールを備えたシート供給手段とを具備し、シート供給手段から引き出された転写シートの1ショット分を雌型側の成形キャビティ面に対向する位置に、転写シートの転写層側が雄型側を向くようにして供給し、転写シートを間に挟んで雌雄両型を接近させて係合し、雌雄両型間に形成されたキャビティ内に雄型のゲートから流動状体の樹脂を射出充填し、固化せしめて、転写シートと樹脂成形品とを接着せしめ、次いで、雌雄両型を開放し、転写シートの支持体シートのみを前記巻き取りロールにより巻き取ることにより剥離除去し、転写層を樹脂成形品表面に残留せしめるようにした射出成形同時絵付装置において、前記雌型側には、転写後の支持体シートを雌型側の成形キャビティ面から隔離する方向に押し出すための押し出し部材が、雌型パーティング面から後退した位置と雌型パーティング面を越えて雄型側に前進した位置との間に出没自在となるようにして配置されていることを特徴とする射出成形同時絵付装置。
IPC (3件):
B29C 45/16 ,  B29C 45/18 ,  B29L 9:00
FI (2件):
B29C 45/16 ,  B29C 45/18
Fターム (10件):
4F206AA13 ,  4F206AD10 ,  4F206AF10 ,  4F206JA07 ,  4F206JB19 ,  4F206JL02 ,  4F206JM06 ,  4F206JN41 ,  4F206JQ81 ,  4F206JQ90

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