特許
J-GLOBAL ID:200903044931056819

電磁式燃料噴射弁の駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-250677
公開番号(公開出願番号):特開平11-082128
出願日: 1997年09月16日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】簡単な構成・低コストで、バッテリ電圧が低下等した場合でも燃料噴射弁の応答性延いては燃料流量特性の低下を抑制できるようにすること。【解決手段】燃料噴射信号の立ち上がり前から、トランジスタTr1をONしてホールドコイル3への予備通電を開始し、補助吸引エネルギを発生させる。そして、燃料噴射開始時には、トランジスタTr2をONしてオープンコイル4にも通電を開始し、上記補助吸引エネルギと重畳される吸引エネルギを速やかに発生させる。これにより、ニードル5は、開弁初期に、両コイルからの吸引エネルギにより大きな吸引力で引き上げられ、高応答で開弁されることになる。しかも、ホールドコイル3に予備通電した結果、燃料噴射開始時には、既に、ニードル5を吸引する補助吸引力が発生しているので、バッテリ電圧が低下していても、従来のような開弁開始時に2つのコイルに同時通電するものに較べて、簡単かつ低コストな構成で、バッテリ電圧の低下による開弁応答性の低下を抑制することができる。
請求項(抜粋):
少なくとも2つのコイルを備え、燃料噴射開始指令に基づいて、バッテリ電源から、これらコイルに所定期間通電して比較的大きな電磁吸引力を発生させ、該比較的大きな磁気吸引力によって弁体をリフトさせた後、少なくとも1のコイルへの通電を停止して、燃料噴射停止指令が入力されるまで、比較的小さな磁気吸引力で弁体のリフト量を所定に維持するようにした電磁式燃料噴射弁の駆動装置であって、燃料噴射開始指令が入力される前の所定の予備通電期間、前記コイルのうち少なくとも1つに、弁体がリフトしない範囲でバッテリ電源を介して予備通電する予備通電手段を含んで構成したことを特徴とする電磁式燃料噴射弁の駆動装置。
IPC (4件):
F02D 41/20 330 ,  F02D 45/00 345 ,  F02M 51/06 ,  F16K 31/06 310
FI (5件):
F02D 41/20 330 ,  F02D 45/00 345 K ,  F02M 51/06 M ,  F02M 51/06 F ,  F16K 31/06 310 A

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