特許
J-GLOBAL ID:200903044933924400

冷間加工性と耐疲労性に優れた浸炭用鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-088902
公開番号(公開出願番号):特開平6-299241
出願日: 1993年04月15日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 冷間加工性および耐疲労性に優れ、しかも高温浸炭処理においてもオーステナイト結晶粒の粗大化を招かない様な浸炭用鋼を製造する為の有用な方法を提供する。【構成】 C:0.10〜0.30%,Si:0.05〜0.15%,Mn:0.3〜1.0%,P:0.025%以下,S:0.025%以下,Cr:0.5〜1.2%,Mo:0.20〜0.60%、Al:0.02〜0.06%,N:0.008〜0.015%を夫々含有すると共に、Nb:0.02〜0.1%,Ti:0.02〜0.2%およびZr:0.02〜0.3%よりなる群から選択される1種以上を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなり、且つ一定の計算式で与えられる炭素当量が0.80以下である様な鋼を用い、800〜950°Cに加熱して熱間鍛造した後、30°C/sec以下の冷却速度で冷却する。
請求項(抜粋):
C:0.10〜0.30%(重量%の意味、以下同じ),Si:0.05〜0.15%,Mn:0.3〜1.0%,P:0.025%以下,S:0.025%以下,Cr:0.5〜1.2%,Mo:0.20〜0.60%,Al:0.02〜0.06%,N:0.008〜0.015%を夫々含有すると共に、Nb:0.02〜0.1%,Ti:0.02〜0.2%,Zr:0.02〜0.3%よりなる群から選ばれる1種以上の元素を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなり、且つ下記(1)式で計算される炭素当量Ceq.が0.80%以下である様な鋼材を用い、800〜950°Cに加熱して熱間圧延した後、30°C/sec以下の冷却速度で冷却することを特徴とする冷間加工性と耐疲労性に優れた浸炭用鋼の製造方法。 Ceq.=C(%)+1.47・Si(%)+0.05・Mn(%)+ 0.09・Cr(%)+0.61・Mo(%)+0.82 Nb(%)...(1)
IPC (4件):
C21D 8/06 ,  C21D 8/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/28
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-124217
  • 特開平3-271318
  • 特開昭62-083448

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