特許
J-GLOBAL ID:200903044936979656

リチウム二次電池とその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-158207
公開番号(公開出願番号):特開平5-013080
出願日: 1991年06月28日
公開日(公表日): 1993年01月22日
要約:
【要約】【目的】 リチウム二次電池の負極材料として五酸化ニオブを用いた場合、結晶形態による電極特性がどのように変化するのか明らかにされていない。この結晶形態に着目し、五酸化ニオブの熱処理条件によって、充放電サイクル寿命と、放電電圧の両特性の優れたリチウム二次電池を提供することを目的とする。【構成】 五酸化ニオブの熱処理温度が850°Cから1300°C、好ましくは、850°Cから1100°Cが最適であることがわかった。すなわち、結晶形態で言うとHタイプからHタイプとTタイプの混合領域までが良好で、特にHタイプとTタイプの混合タイプの五酸化ニオブを用いることにより、充放電サイクル特性に優れ、放電電圧の高いリチウム二次電池を得ることができる。
請求項(抜粋):
充電状態において、正極およびリチウムをドープした五酸化ニオブを主体とする負極と、リチウム塩を溶解した非水溶媒を主体とする電解液とから構成され、Cuをターゲットとした場合、少なくとも3.74Å,3.64Å,3.48Å(各±0.05Å)にある五酸化ニオブの結晶系に対応するX線回折像のピーク値を有するリチウム二次電池。
IPC (4件):
H01M 4/48 ,  H01M 4/02 ,  H01M 4/04 ,  H01M 10/40

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