特許
J-GLOBAL ID:200903044939578920

ディーゼル機関の排気還流装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-056244
公開番号(公開出願番号):特開平6-272624
出願日: 1993年03月17日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】 ディーゼル機関の排気系に介装された排気フィルタの目詰まりなどによる機関の体積効率の低下による排気還流率の低下を防止し、排気還流率制御の精度向上を図る。【構成】 排気還流領域(ステップ5)では、運転条件に応じて目標排気還流率が設定され(ステップ6)、かつ機関回転数に基づき吸入ガス流量Qgが推定される(ステップ4)。目標排気還流率と吸入ガス流量Qgとから必要な目標新気流量Qatが算出される(ステップ7)ので、エアフロメータにて計測された新気流量Qaが一致するように排気還流量を制御する(ステップ8)。排気還流停止時には、計測した新気流量Qaが実際の吸入ガス流量Qgに相当するので、この新気流量Qaにより吸入ガス流量Qgを推定するためのデータマップを学習更新する(ステップ10)。
請求項(抜粋):
ディーゼル機関の回転数を検出する回転数検出手段と、機関の負荷を検出する負荷検出手段と、排気系から吸気系へ還流する排気還流量を可変制御する排気還流量制御手段と、吸気系の排気流入位置より上流側に設けられ、かつ新気の流量を計測する新気流量計測手段と、検出した回転数に対応する機関の吸入ガス流量を所定の特性に基づいて求める吸入ガス流量推定手段と、機関の回転数および負荷を含む機関運転条件に応じて目標排気還流率を設定する目標排気還流率設定手段と、上記吸入ガス流量推定手段が求めた吸入ガス流量と目標排気還流率とから目標新気流量を求め、上記新気流量計測手段による計測流量が上記目標新気流量に一致するように上記排気還流量制御手段を制御する排気還流率制御手段と、排気還流停止時において上記新気流量計測手段が計測した新気流量を機関の実際の吸入ガス流量として上記吸入ガス流量推定手段における特性を修正する補正手段とを備えたことを特徴とするディーゼル機関の排気還流装置。
IPC (2件):
F02M 25/07 570 ,  F02M 25/07 550

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