特許
J-GLOBAL ID:200903044962297890

ディスクブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-237568
公開番号(公開出願番号):特開平8-100828
出願日: 1994年09月30日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】ハンガピンで支承される一対の摩擦パッドおよびキャリパ間にパッドスプリングが設けられるディスクブレーキにおいて、ハンガピンを単一として部品点数の低減および組立工数の削減を図り、摩擦パッドのがたつきを防止し、かつハンガピンにかかる負荷を極力小さくする。【構成】摩擦パッド321 が単一のハンガピン38で支承され、パッドスプリング40には、ディスクロータ24の回入側および回出側で摩擦パッド321 を付勢する回入側ばね部40bおよび回出側ばね部40cが設けられ、回出側ばね部40cにより摩擦パッド321 に生じる回転モーメントが回入側ばね部40bにより摩擦パッド321 に生じる回転モーメントよりも小さく設定され、キャリパ21または該キャリパ21に固定的に連結される部材には、ディスクロータ24の回出側で摩擦パッド321 を受けるパッド当接部43が設けられる。
請求項(抜粋):
ディスクロータ(24)と、該ディスクロータ(24)の外周部を挟むキャリパ(21)と、ディスクロータ(24)の両側面およびキャリパ(21)間にそれぞれ配置される一対の摩擦パッド(321 ,322 )と、ディスクロータ(24)の回転軸線と平行な軸線を有してキャリパ(21)に設けられて前記両摩擦パッド(321 ,322 )を支承するハンガピン(38)と、両摩擦パッド(321 ,322 )をディスクロータ(24)の回転中心方向に付勢して両摩擦パッド(321 ,322 )およびキャリパ(21)間に設けられるパッドスプリング(40)とを備えるディスクブレーキにおいて、両摩擦パッド(321 ,322 )の外周部を支承する単一のハンガピン(38)がキャリパ(21)に設けられ、パッドスプリング(40)には、ディスクロータ(24)の回入側で両摩擦パッド(321 ,322 )の周方向一側をディスクロータ(24)の回転中心方向に付勢するばね力を発揮する回入側ばね部(40b)と、ディスクロータ(24)の回出側で両摩擦パッド(321 ,322 )の周方向他側をディスクロータ(24)の回転中心方向に付勢するばね力を発揮する回出側ばね部(40c)とが設けられ、該回出側ばね部(40c)により両摩擦パッド(321 ,322 )に生じる前記ハンガピン(38)まわりの回転モーメントが前記回入側ばね部(40b)により両摩擦パッド(321 ,322 )に生じるハンガピン(38)まわりの回転モーメントよりも小さく設定され、キャリパ(21)または該キャリパ(21)に固定的に連結される部材(20)には、ディスクロータ(24)の回出側で両摩擦パッド(321 ,322 )を受けるパッド当接部(43,45)が設けられることを特徴とするディスクブレーキ。
IPC (2件):
F16D 55/224 112 ,  F16D 65/097

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