特許
J-GLOBAL ID:200903044976560771

モータの速度制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋川 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-142495
公開番号(公開出願番号):特開平8-317679
出願日: 1995年05月17日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【目的】 エンコーダを用いたモータの速度制御において、極低速回転から高速回転まで、精度の高い円滑なデジタル速度制御を可能とするモータの制御方式を提供する。【構成】 モータ1の回転速度を、エンコーダ4により検出し、短周期速度オブザーバ5aと、長周期速度オブザーバ5bとによりモータ1の回転速度を推定する2つの速度推定値を求め、実速度算出手段6によりこれらの推定値を周波数帯域別にローパスフィルタ11、ハイパスフィルタ12で選別し合成して速度計算値を出力して速度補償器3によりフィードバック制御による駆動指令を駆動回路2に送ってモータ1を駆動することで、量子化誤差を低減し広い周波数帯域で速度検出精度を補償する。
請求項(抜粋):
駆動回路により回転駆動されるとともに、回転速度を検出する回転速度検出手段を備えたモータの速度制御方式において、速度指令に基づき前記駆動回路を駆動する駆動指令を生成する速度補償器と、この速度補償器からの駆動指令と前記回転速度検出手段の回転速度検出値とを基に低域から高域に亘る周波数帯域を推定した2以上の速度推定値を出力する速度推定手段と、この速度推定手段からの2以上の速度推定値を任意の周波数領域でフィルタ処理して合成して速度計算値として出力する実速度算出手段とによりフィ-ドバック制御系を構成し、前記速度補償器により前記速度指令と実速度算出手段からの速度計算値とに基づくフィードバック制御による駆動指令を生成して前記モータを駆動制御することを特徴とするモータの速度制御方式。
IPC (2件):
H02P 5/00 ,  G05D 13/62
FI (4件):
H02P 5/00 X ,  G05D 13/62 E ,  G05D 13/62 C ,  G05D 13/62 R

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