特許
J-GLOBAL ID:200903044976653990
横型スクロール型圧縮機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-244325
公開番号(公開出願番号):特開平7-103157
出願日: 1993年09月30日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】【目的】本発明は音が静かで確実に弁動作を行う逆止弁を備えた横型スクロール型圧縮機を提供することを目的とする。【構成】逆止弁41は、吐出ポートに連通する横置きされた保持筒42と、この保持筒の内部に移動自在に設けられ逆止弁の上流側と下流側との差圧に応じて移動して吐出ポートを開閉する弁体43とを具備し、旋回スクロールが駆動されて時における逆止弁の上流側と下流側との差圧をΔPD 、旋回スクロールの駆動が停止された直後にガスが逆流する時の逆止弁の上流側と下流側との差圧をΔPS、弁体の重量をm、前記弁体の受圧面積をA、保持筒の水平線に対する角度をφとした時、ΔPD ・A>m・tanφμ、ΔPS ・A>m・tanφd 、φμ>φ>φd 、となる範囲で、保持筒がその下流端部を上向きにして設けられていることを特徴とする。
請求項(抜粋):
固定スクロールと旋回スクロールとを互いに組合せて形成された密閉空間をその面積を減少させながら前記両スクロールの中心側に向けて移動してガスを圧縮し、このガスを前記一方のスクロールに形成された吐出ポートおよびこの吐出ポートに連通する逆止弁を介して外部に吐出する横型のスクロール型圧縮機において、前記逆止弁は、前記吐出ポートに連通する横置きされた保持筒と、この保持筒の内部に移動自在に設けられて前記逆止弁の上流側と下流側との差圧に応じて移動して前記吐出ポートを開閉する弁体とを具備し、前記旋回スクロールが駆動されている時における前記逆止弁の上流側と下流側との差圧をΔPD 、前記旋回スクロールの駆動が停止された直後のガスが逆流している時の前記逆止弁の上流側と下流側との差圧をΔPS 、前記弁体の重量をm、前記弁体の受圧面積をA、前記保持筒の水平線に対する角度をφとした時、ΔPD ・A>m・tanφμ、ΔPS ・A>m・tanφd 、φμ>φ>φdとなる範囲で、前記保持筒がその下流側端部を上向きにして設けられていることを特徴とする横型スクロール型圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311
, F04C 29/06
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