特許
J-GLOBAL ID:200903044979089174

計算機システムにおけるソフトウエア改版時の安定稼働方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-291079
公開番号(公開出願番号):特開平5-127891
出願日: 1991年11月07日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、計算機システムにおけるソフトウェア改版時の安定稼働方法に関し、ハードディスク(MDD) にロードするファームウェア改版時におけるトラブル対処にかかる時間を短縮することを目的とする。【構成】 2重化されたハードディスク(MDD#0,#1)を備えた装置において、片系に新版数のソフトウェアをロードして運用する第1のモードと、他系にロードされている旧版数のソフトウェアで運用する第2のモードと、二重化されたハードディスクに新版数のソフトウェアをロードし、片系で運用する第3のモードとを設け、通常、上記第3のモードで運用しており、ソフトウェアを改版したとき、上記第1のモードで運用し、トラブルが発生した時には、切り換えができるシステムでは、第2のモードによる運用に切り換え、上記第1のモードで、予め、設定してある時期を越えて安定稼働したときには、第3のモードに切り換える。
請求項(抜粋):
2重化されたハードディスク(MDD#0,#1)(2) を備えた装置(1) において、片系のハードディスク(MDD#0)(2)に新版数のソフトウェアをロードして運用する第1のモードと、他系のハードディスク(MDD#1)(2)にロードされている旧版数のソフトウェアで運用する第2のモードと、2重化されたハードディスク(MDD#0,#1)(2) の片系のハードディスク(MDD#0, 又は、#1)にロードされている新版数のソフトウェアを他系のハードディスク(MDD#1, 又は、#0)(2)にコピーして2重化し、片系のハードディスク(MDD#0, 又は、#1)(2)で運用する第3のモードと、上記第1のモードで運用中において、トラブルが発生したとき、該第2のモードへの切り換えの有無を設定する切り換え有無設定機構(10)と、上記第1のモードから第3のモードへ切り換える為の時期を設定する安定稼働時期設定機構(11)とを設けて、通常は、上記第3のモードで運用しており、ソフトウェアを改版したとき、上記第1のモードで運用し、該第1のモードで運用中にトラブルが発生した時で、上記切り換え有無設定機構(10)が、モード切り換えを指示しているときには、上記第2のモードによる運用に切り換えて運用を行い、該切り換えの有無設定機構(10)が、モード切り換えを指示していないときには、上記第1のモードのままとし、上記第1のモードで、上記安定稼働時期設定機構(11)に設定してある時期Tを越えて安定稼働したときには、上記片系のハードディスク(MDD#0)(2)にのみロードされている新版数のソフトウェアを他系のハードディスク(MDD#1)(2)にコピーして、第3のモードに切り換えて運用を行い、上記安定稼働時期設定機構(11)に設定してある時期T以前に、トラブルが発生したときには、該安定稼働時期設定機構(11)に設定してある時期Tを無効にして、上記第2のモードに切り換えるか、又は、第1のモードのままとして運用することを特徴とする計算機システムにおけるソフトウェア改版時の安定稼働方法。
IPC (2件):
G06F 9/06 440 ,  G06F 11/16 310

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