特許
J-GLOBAL ID:200903044983627873
同期形直結駆動装置を備えた静圧駆動装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北村 欣一 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-504746
公開番号(公開出願番号):特表平11-508672
出願日: 1996年06月14日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】本発明は車両駆動装置のような静圧駆動装置に関する。本発明の静圧駆動装置は、駆動モータ(1)と、該駆動モータ(1)に連結された油圧ポンプ(3)を備えた静圧伝導ユニット(2)と、出力側駆動軸(11)に連結された油圧モータ(4)とを有する。出力側駆動軸(11)を直接駆動するための直結駆動軸(16)が設けられており、該直結駆動軸は、断続クラッチ(17)を介して駆動軸(11)に対して断続可能に連結され得る。断続クラッチ(17)には、駆動モータ側回転速度(n1)と駆動軸側回転速度(n2)との同期化を目的とする2つの回転計センサ(18、19)が設けられている。同期化は、静圧伝導ユニット(2)の補助により、制御された態様で、駆動モータ(1)に負荷を作用するか、駆動モータ(1)から除荷することにより行なわれる。
請求項(抜粋):
駆動モータ(1)と、 静圧トランスミッション(2)とを有し、該静圧トランスミッションは、少なくとも、油圧回路(5)に配置された油圧ポンプ(3)および油圧モータ(4)と、油圧モータ(4)および/または油圧ポンプ(3)の行程容積に作用する調節装置(14、15)とを備え、油圧ポンプ(3)が駆動モータ(1)に連結されかつ油圧モータ(4)が出力駆動軸(11)に連結されており、そして 駆動モータ(1)と出力駆動軸(11)とを、断続クラッチ(17)を介して断続可能に直接連結する直結駆動軸(16)を更に有する、静圧駆動装置、特に車両用の静圧駆動装置において、 断続クラッチ(17)での駆動モータ側回転速度(n1)を検出するための第1センサ(18)と、断続クラッチ(17)での駆動軸側回転速度(n2)を検出するための第2センサ(19)と、 センサ(18、19)および調節装置(14、15)に接続されかつアクチュエータ装置(20)を介して断続クラッチ(17)に接続された制御ユニット(5)とを有し、該制御ユニット(5)は、断続クラッチ(17)の各接続前に、静圧トランスミッション(2)の調節装置(14、15)を調節することにより駆動モータ(1)の回転速度に作用して、断続クラッチ(17)での駆動モータ側回転速度(n1)と駆動軸側回転速度(n2)とをほぼ等しくすることを特徴とする静圧駆動装置。
IPC (4件):
F16H 47/02
, F16H 61/40
, F16H 59:40
, F16H 59:42
FI (2件):
F16H 47/02 C
, F16H 61/40 P
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開昭62-278366
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特開平4-181509
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特開平2-038745
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