特許
J-GLOBAL ID:200903044986478518

座席の縦方向調節用調節装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中平 治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-052191
公開番号(公開出願番号):特開平10-000968
出願日: 1997年01月31日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【目的】 場合によつては起こり得る調節騒音を除去しかつ伝動装置を動き易くする座席の縦方向調節用調節装置を提供する。【構成】 車両座席の縦方向調節用調節装置10は、縦方向に移動可能に案内される2つのレールを持ち、これらレールのうち上部レールとしての第1のレール11は移動不能に固定可能であり、下部レールとしての第2のレール12は座席に結合可能でこれと共に移動可能である。更に伝動装置19が設けられ、そのハウジング20は第1のレール11に結合されて縦方向に移動可能であり、第2のレール12を貫通して第1のレール11へ入り込み、回転操作可能なウオーム21を収容し、このウオーム21が第1のレール11の少なくとも1つの歯列16,17に係合している。伝動装置19のハウジング20は第2のレール12から分離され、基部側で第1のレール11の内側に載つており、そこで伝動装置19のハウジング部分26が第1のレール11の対応する縦方向案内面50上に案内されている。
請求項(抜粋):
座席の縦方向調節用調節装置が、縦方向に相対移動可能に案内される2つのレール(11,12)と伝動装置(19)とを持ち、両方のレールのうち第1のレール(11)が移動不能に固定可能であり、第2のレール(12)が座席に結合可能で座席と共に縦方向移動可能であり、伝動装置(19)のハウジング(20)が、第2のレール(12)に結合されて縦方向に移動可能であり、かつ第2のレール(12)を通つて第1のレール(11)へ入り込み、かつ第1のレール(11)の少なくとも1つの歯列(16,17)に係合する回転操作可能なウオーム(21)を含んでいるものにおいて、伝動装置(19)のハウジング(20)が、縦方向にのみ第2のレール(12)に係合接触し、縦方向以外では第2のレール(12)から遊びをもつて分離されており、伝動装置(19)のハウジング部分(26)が、第2のレール(12)の貫通口(27)を貫通し、かつ縦方向において第2のレール(12)の対応する面(30,31)に係合接触し、かつ縦方向に対して直角に遊びをもつて貫通口(27)の対応する面(28,29)から離れて設けられていることを特徴とする、座席の縦方向調節用調節装置。

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