特許
J-GLOBAL ID:200903044990234038
トラックミキサー車両用油圧駆動装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-294064
公開番号(公開出願番号):特開平10-141108
出願日: 1996年11月06日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 エンジンの余剰トルクの有効利用により走行作業時においても従来よりも小出力のエンジンで走行駆動とドラムの回転駆動とを行い、簡易な構成でドラムの定速回転制御を実現する。【解決手段】 電磁クラッチ4を介してエンジン1により駆動される油圧ポンプ2と、その吐出油によりドラム6を回転駆動する油圧モータ5とで閉回路を構成する。油圧ポンプに対しトルク伝達を可逆的に行う電動機8を連結し、蓄電手段10に充電する充電作動と、蓄電手段の電気エネルギーを受けて油圧ポンプを作動するモータ作動とにコントローラ9で切換制御する。特に切換スイッチ11により走行作業モードに切換えた時、電磁クラッチを切断状態にし、モータ作動状態にして、ドラムを電気エネルギーで駆動し、エンジン動力を車両の走行のみに用いる。油圧ポンプを電動機で作動させるため油圧ポンプを定容量形のもので構成してドラムの定速回転を簡易に行う。
請求項(抜粋):
エンジン(1)により駆動される油圧ポンプ(2)と、この油圧ポンプ(2)からの圧油を受けてトラックミキサー車両に搭載されたドラム(6)を回転駆動する油圧モータ(3)とを備えたトラックミキサー車両用油圧駆動装置において、上記油圧ポンプ(2)との間でトルク伝達を可逆的に行う電動機(8)と、この電動機(8)との間で電気エネルギーの受け渡しを行う蓄電手段(10)と、上記エンジン(1)と油圧ポンプ(2)との間に介装されてエンジン(1)から油圧ポンプ(2)への動力伝達を断続可能に行う電磁クラッチ(4)と、上記電磁クラッチ(4)の断続切換及び上記電動機(8)の作動をそれぞれ制御する制御手段(9)とを備え、上記制御手段(9)は、上記電動機(8)を上記油圧ポンプ(2)から伝達されるエンジン(1)の余剰トルクにより発電させて発電した電気エネルギーを上記蓄電手段(10)に充電させる充電作動と、上記電動機(8)を上記蓄電手段(10)に蓄電された電気エネルギーにより回転駆動させて上記油圧ポンプ(2)に対しトルク伝達を行うモータ作動とに切換制御するように構成されていることを特徴とするトラックミキサー車両用油圧駆動装置。
IPC (4件):
F02D 29/04
, B60P 3/16
, F02D 29/00
, F02D 29/06
FI (4件):
F02D 29/04 G
, B60P 3/16 A
, F02D 29/00 B
, F02D 29/06 A
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