特許
J-GLOBAL ID:200903044992922330

並列計算機のデータ転送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-034780
公開番号(公開出願番号):特開平9-231187
出願日: 1996年02月22日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】 並列計算機の分割運転時、パケットが分割グループを越えて転送されないことを保証する。【解決手段】 クロスバスイッチXBX0〜XBX3,XBY0〜XBY3を各々パーティション0,1に2分割する。この場合、ノードは、0,1,8,9の第1グループ、2,3,10,11の第2グループ、4,5,12,13の第3グループ、6,7,14,15の第4グループに分かれる。各ノードには自ノードが接続されるXBの該当パーティションに属するポート情報を、各XBには自XBの各パーティションに属するポート情報を各々保持せしめる。各ノード、各XBは、パケットを転送する際、該パケットのルーティング情報とあらかじめ保持されたポート情報を比較し、照合がとれた場合のみ該パケットを送出する。
請求項(抜粋):
複数個のプロセッサ(以下、ノード)というと、複数個の入出力ポートを持ったクロスバスイッチからなる相互結合網で構成された並列計算機において、ノードを複数のグループに分割し、同一グループに属するノード同士でパケット形式によりデータを転送する方法であって、クロスバスイッチの入出力ポートを複数の部分に分割し(以下、分割した各部分をパーティションという)、各ノードに、自ノードが接続されるクロスバスイッチの該当パーティションに属する出力ポート情報をあらかじめ保持し、各ノードは、パケットを転送する前に、該パケットにルーティング情報として付加されている転送先ノードのポート情報を前記あらかじめ保持された出力ポート情報と照合し、照合がとれたならば、自ノードが接続されるクロスバスイッチに該パケットを送出し、照合がとれない場合には該パケットの送出を中止することを特徴とする並列計算機のデータ転送方法。

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