特許

J-GLOBAL ID：200903044996241613

カプセル型トナーおよびその製造方法

発明者： 和薬 嘉一郎 ,  新堂 宏子 ,  田代 南征 ,  高柳 均
出願人/特許権者： 大日本インキ化学工業株式会社
代理人 (1件)： 高橋 勝利
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-141489
公開番号（公開出願番号）：特開平5-333583
出願日： 1992年06月02日
公開日（公表日）： 1993年12月17日
要約：

【要約】【構成】 一つには、自己水分散性樹脂と、非自己水分散性樹脂と、着色剤とを用い、かつ、この自己水分散性樹脂を外層とする、多層構造を有するカプセル型トナーであり、二つには、上記の基本三成分からの、油性の液状混合物を転相乳化して、水媒体中に粒子を生成せしめ、次いで、この粒子を水媒体中から分離し、乾燥せしめることから成る、該トナーの製造方法である。【効果】 自己水分散性樹脂と非自己水分散性樹脂を用いることによって、分散安定剤を用いることなく、着色剤が均一に分散された、二層構造または連続的な多層構造を有するカプセル型トナーが得られる。本発明に係る、多層構造を有するトナー粒子は、コア部に柔らかい樹脂を用いる一方、シェル部には、硬い樹脂を用いることによって、特に、低温定着性に優れたトナー粒子を、容易に得られるものである。

請求項（抜粋）：

自己水分散性樹脂(A)と、非自己水分散性樹脂(B)と、着色剤(C)とを必須の基本成分として含有し、しかも、上記自己水分散性樹脂(A)を外層とする多層構造を有することを特徴とする、カプセル型トナー。

IPC (2件)：

G03G 9/08 311 ,  G03G 9/087

FI (2件)：

G03G 9/08 331 ,  G03G 9/08 381

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開昭64-015750
  
• 特開平2-161458
  
• 特開昭63-221356
  
• 特開昭64-015749