特許
J-GLOBAL ID:200903044997082276

紙の表面の繊維配向性測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野間 忠夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-090727
公開番号(公開出願番号):特開平7-280722
出願日: 1994年04月06日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 紙全層の平均値と言える繊維配向性ではなく、紙の表面の繊維配向性を測定する方法を提供する。【構成】 測定すべき紙1の紙面1aに向けて所定の入射角度θiで投光装置6より入射光Liを照射し紙面1aより入射角度θiと同じ角度の正反射角度θoで反射して来る反射光Loを受光装置7で受光するに際し、入射光Liとして少なくとも入射光と反射光とが通過する入反射面に対して垂直方向に振動面を持つ主直線偏光光線を含む光線を照射し反射光Loとして少なくとも主直線偏光光線のみを受光させ、前記入反射面と紙面1aとの交線を中心軸として煽り角度αだけ紙面1aを傾斜させた状態とし且つ入射光Liの紙面1aへの照射中心点3を通り紙面1aに垂直な線を回転中心軸線として前記入反射面に対して紙1を相対的に回転させて、紙1の回転角度に対応する受光装置7で受光した反射光Loの強度から紙1の表面の繊維配向性を求める。
請求項(抜粋):
測定すべき紙(1)の紙面(1a)に向けて所定の入射角度(θi)で投光装置(6)より入射光(Li)を照射し紙面(1a)より入射角度(θi)と同じ角度の正反射角度(θo)で反射して来る反射光(Lo)の強度を受光装置(7)で受光して紙(1)の表面の繊維配向性を求める方法であって、入射光(Li)として少なくとも入射光(Li)と反射光(Lo)とが通過する入反射面(M)に対して垂直方向に振動面を持つ直線偏光である光線(以下、主直線偏光光線と言う)を含む光線を照射し反射光(Lo)として少なくとも主直線偏光光線のみを受光させ、入射光(Li)と反射光(Lo)とが通過する入反射面(M)と紙面(1a)との交線(O)を中心軸として煽り角度(α)だけ紙面(1a)を傾斜させた状態とし且つ入射光(Li)の紙面(1a)への照射中心点(3)を通り紙面(1a)に垂直な線を回転中心軸線として前記入反射面(M)に対して紙(1)を相対的に回転させることによって、紙(1)の回転角度に対応する受光装置(7)で受光した反射光(Lo)の強度から紙(1)の表面の繊維配向性を求めることを特徴とする紙の表面の繊維配向性測定方法。
IPC (2件):
G01N 21/21 ,  D06H 3/08

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