特許

J-GLOBAL ID：200903044997388405

耐圧カップ容器

発明者： 山勢 和子 ,  荻田 一夫
出願人/特許権者： 大日本印刷株式会社
代理人 (1件)： 土井 育郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-154580
公開番号（公開出願番号）：特開平6-345137
出願日： 1993年06月02日
公開日（公表日）： 1994年12月20日
要約：

【要約】【目的】 炭酸飲料を小分けして販売するのに適した新規な耐圧カップ容器を提供する。【構成】 内面にヒートシール性を有するカップ状の容器本体2と、この容器本体2のフランジ部2a熱融着して取り付けられるシート状の蓋材3とで構成する。蓋材3を構成する基材に紙層と耐圧層を備えた加工紙を用い、該基材を貫通する切込み4を設けるとともに基材の内面をヒートシール層により或いは外面をフィルムにより被覆する。店頭等において容器本体2に内容液を入れ、蓋材3をヒートシールして容器1を形成すると密閉状態にできる。内圧が高まっても耐圧層により蓋材が膨らむことがなく、しかも内圧が過圧力になったとしても切込み4の部分が安全弁として機能する。飲用時には切込み4の部分にストローを差し込んで飲むことができる。

請求項（抜粋）：

内面にヒートシール性を有するカップ状の容器本体と、この容器本体のフランジ部に熱溶着して取り付けられるシート状の蓋材とからなり、該蓋材は紙層と耐圧層を備えた加工紙を基材とし、該基材を貫通する切込みを備えるとともに、該切込みを被覆するヒートシール層を内面に有することを特徴とする耐圧カップ容器。