特許
J-GLOBAL ID:200903045003645915

座標入力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-253223
公開番号(公開出願番号):特開平7-104911
出願日: 1993年10月08日
公開日(公表日): 1995年04月21日
要約:
【要約】【目的】本発明は、静電結合タブレットにおいて、電極群間の間隔を周期とする非直線的な関係を補正する手段を内蔵することにより、容易に、かつ、高精度に直線性を保証することのできる座標入力装置を構築することを主な特徴とする。【構成】座標検出装置に設けられた座標補正装置20は、実際の座標値と検出される座標値との間の関係が周期的な非直線性を示す座標検出において、検出された座標値x又はyに対して、それぞれの非直線性の周期をLx又はLyとした場合、X=int(x〜Lx)×Lx+fx(x mod Lx)、Y=int(y〜Ly)+Ly+fy(ymod Ly)に相当する変換で得られる補正値を正しい座標値とすることを特徴とする。但し、int(a)はaの少数部を切り捨てた整数を、a modは、aをbで割った余りを、fx(a)、fy(b)は、それぞれa、bをパラメータとするあらかじめ決められた整数を示す。
請求項(抜粋):
同一面上に設置された平行な複数の電極と、その面と平行な面上に前記電極と直交して設置された平行な複数の電極と、それらの電極とペン先との間に生じる容量を介して電極に印加された電圧を検出するペンとを備え、一方の電極を隣接するN本(N≦1)ずつの電極群に分けて、そのN本ずつの電極群に対して順次電圧を印加し、その複数の電極群から得られる検出電位に基づいて、電極群の設置間隔よりも細かい解像度でペン先の座標を検出し、次いで他方の電極を隣接するM本(M≦1)ずつの電極群に分けて、そのM本ずつの電極群に順次電圧を印加し、その複数の電極群から得られる検出電位に基づいて、電極群の設置間隔よりも細かい解像度で先に検出した座標と直交するペン先の座標を検出する座標検出装置において、検出された座標値X、Yに対し、それぞれの電極群間の距離に相当する座標値の差をLx、Lyとするとき、以下の式に相当する変換で得られる補正値を正しい座標値とすることを特徴とする座標入力装置。X=int(x÷Lx)×Lx+fx(x mod Lx)Y=int(y÷Lt)×Ly+fx(y mod Ly)但し、int(a)はaの少数部を切り捨てた整数を、a mod bはaをbで割った余りを、fx(a)、fy(b)はそれぞれa、bをパラメータとするあらかじめ定められた整数。
IPC (2件):
G06F 3/03 335 ,  G06F 3/03 380

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