特許
J-GLOBAL ID:200903045005514613

車両用駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-351393
公開番号(公開出願番号):特開平11-187614
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 小型軽量化された車両用駆動装置を提供すること。【解決手段】 本発明の車両用駆動装置1000は、巻線をもち機枠に固定されているステータ1410と、巻線をもちエンジン出力軸110と接続されて軸支され第1ロータ1210と、駆動輪700と接続されて軸支され外周面で外周界磁を形成してステータ1410に対向し内周面で内周界磁を形成して第1ロータ1210に対向している第2ロータ1310とを有する。第1ロータ1210と第2ロータ1310との間に内周磁気回路が形成され、第2ロータ1310とステータ1410との間に外周磁気回路が形成されてトルクの授受が行われるので、軸出力の伝達が効率よく行われる。また、二つの回転電機が二重構造で一体に構成されているので、小型軽量である。
請求項(抜粋):
ステータコアおよびステータ巻線をもち、機枠に固定されているステータと、ロータコアおよびロータ巻線をもち、エンジン出力軸と接続されてこのステータと同軸に軸支され、所定の間隔を空けてこのステータに対向している第1ロータと、駆動輪の駆動軸と接続されてこのステータと同軸に軸支され、外周界磁を形成している外周面でこのステータに対向し、内周界磁を形成している内周面でこの第1ロータに対向している第2ロータと、を有する車両用駆動装置において、前記第2ロータは、前記外周面に交番に磁極を向けるように外周側に配設され、前記外周界磁を形成する外側界磁磁石と、この外側界磁磁石と対応する位置で各外側界磁磁石と磁化方向をそろえて内周側に配設され、前記内周界磁を形成する内側界磁磁石と、この外側界磁磁石およびこの内側界磁磁石を保持している中空円筒状のロータヨークとを有し、このロータヨークは、略中空円筒状の軟磁性塊材からなるバックヨークと、このバックヨークの内周面に前記内側界磁磁石を押圧挟持し、略リング状の積層電磁鋼板が多数積層された内周リングと、このバックヨークの外周面に前記外側界磁磁石を押圧挟持し、略リング状の積層電磁鋼板が多数積層された外周リングとからなり、前記第1ロータと前記第2ロータとの間に内周磁気回路が形成されてトルクの授受が行われ、前記第2ロータと前記ステータとの間に外周磁気回路が形成されてトルクの授受が行われ、前記第1ロータの回転方向と前記第2ロータの回転方向とは、搭載車両の前進時に同一方向であることを特徴とする、車両用駆動装置。
IPC (2件):
H02K 7/10 ,  B60L 11/14
FI (2件):
H02K 7/10 A ,  B60L 11/14

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