特許
J-GLOBAL ID:200903045008780063

血管系治療方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-514698
公開番号(公開出願番号):特表平10-507951
出願日: 1995年10月23日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】本発明は、バルーン血管形成術の後で再狭窄の際生じ得る傷跡組織の形成を抑制するために、患者の冠状動脈のような血管系内の所望部位にカテーテル(60)を介して放射線源のような治療要素(22)を送給する装置及び方法である。この装置は、近位端部と遠位端部とを備え管腔(202)が両端部の間に延び患者の血管系内に挿入され得るように径が十分に小さい細長い可撓性カテーテルチューブ(20)を有する。放射性材料を含むカプセルやペレットのような治療要素(22)が一つ又は複数個管腔内に配置されることができ、該管腔を通って流れる液体の力の作用下で近位端部と遠位端部との間で移動されることができる。バルーン血管形成処置と同時にこのような装置を使用する方法を含めてこのような装置を使用する方法について開示がある。
請求項(抜粋):
患者の身体の選択領域の管腔内治療を行なう装置において、 a)細長い可撓性カテーテルチューブを有し、該カテーテルチューブが、患者の体外に留められる近位端部と、患者の体内の通路内の選択領域に管腔内配置される遠位端部と、遠位端部および近位端部を備えかつ前記カテーテルチューブの前記近位端部と前記遠位端部との間に延びている第1の管腔とを有し、 前記カテーテルチューブは管腔内導入が行なえる充分に小さな直径を有し、 b)前記近位端部で前記第1の管腔と連通しているポートと、 c)生体適合性液体を収容する源とを有し、該源が、加圧下の前記液体を前記ポートに導入すべく前記ポートと連通しており、 d)前記第1の管腔内に配置可能な少なくとも1つの個別治療要素を有し、 前記第1の管腔の前記遠位端部は前記治療要素が外に出ることに対して閉じられており、前記治療要素は、前記第1の管腔を通って流れる前記液体が発生する駆動力により、前記第1の管腔の前記近位端部から前記管腔を通って遠位端部に移動でき、 e)前記カテーテルチューブは、患者の体内の選択領域に遠位端部を配置するためのガイドワイヤに従う充分な可撓性を有し、前記カテーテルチューブは、ガイドワイヤを受け入れて挿通させる第2の管腔を更に有することを特徴とする装置。
IPC (3件):
A61M 36/00 ,  A61M 29/00 ,  A61N 5/10
FI (3件):
A61M 37/04 ,  A61M 29/00 ,  A61N 5/10 C
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 特許第4733653号
  • 特許第4769011号
  • 特開平2-307479
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